

[ARCとは・・・?]
Addicts Rehabilitation Center(薬物中毒更生施設)の略。1958年ジェームス アレン氏(James Allen)は「神からのお告げを聞いた」とARCを創立しました。ニューヨーク、ハーレムのど真ん中128丁目マディソンアベニューにあるARCには、コカイン、ヘロイン、クラック、アルコール中毒者が更生を目指し無料で治療を受ける事ができる施設です。現在ARCはハーレムに5つの施設を持ち、ドラッグ患者、HIV感染患者400名以上が治療を受けています。またホームレスの為の施設も現在建設中です。
以前に比べるとハーレムの治安はかなり良くなったものの貧富の差はいまだに激しく、ハーレムに住む黒人の75%もの人々が何らかの形でARCと関わりを持っているともいわれています。
創立から40年、約2万人の患者がドラッグ等の中毒から立ち直りARCを卒業していると同時に、日々何十人もの相談者が訪れています。約130名のスタッフのうち7割が元ARC患者であり、ARCは単なる施設としてだけではなく新たな人生の道を切り開く大きな救いとなっているという事実もあります。ARCはハーレムに住む黒人にとってある種欠かせない存在として在り続けてもいるのです。
<The ARC Gospel Choir>
ARCゴスペルクワイアはこの施設で作られたゴスペル隊です。メンバーはARCでドラッグ中毒を克服した人、また現在リハビリ中の人、元中毒だった親とその子供、ドラッグを克服した後ARCのスタッフとして施設で働いている人、克服後普通に職に就いている人、牧師になった人、大学に通う人といった、様々な人たちが参加しています。
皆に共通しているのは、ARCでゴスペルを歌う事が、自分にとっての救いとなっていると言う事。
ドラッグ中毒を克服した人はもう二度と昔の自分に戻らない為に、現在リハビリ中の人は何度も襲ってくるドラッグの誘惑に負けない為に・・・・。
ARCのゴスペルは彼らの心の叫びそのものなのです。
ARCゴスペル・クワイアには現在約40名が参加しており、メンバーには現患者と元患者が入り混じっています。彼らのゴスペルは単なる宗教歌ではありません!!
完全アカペラによる彼らの歌には“真のソウル"に満ち溢れています。メンバー自身が歌う事によって救われているのです。メンバーの心の叫び、未来への希望、過去への後悔、生きる勇気がそこには詰まっています。
彼らの歌には宗教も人種も全てを飛び越えるパワーがある!それを感じてください。
【The ARC Choirの活動実績】
★ ARCクワイアは毎週水曜日ハーレムにあるマウントモリアーバプティスト教会で歌っています。N.Y市内からバスツアーが出ているほどの人気。ヨーロッパ、日本、韓国など毎週大勢の観光客に感動を与えています。もちろん地元ハーレムでも超有名なクワイアです。
★ ARCクワイアの活動はハーレムだけではなく、海外公演も多数行っています。特にヨーロッパ公演が多く、イタリア、フランス、スペイン、スイスなど毎年ヨーロッパでの公演が行われています。今年6月にはモロッコ国王に呼ばれモロッコ公演も実現しました。
★ ARCクワイアは教会以外の活動も多数行っており、リンカーンセンター、アポロシアター、マディソンスクエアガーデンなどで公演を行うなど幅広く活動しています。TV出演ももちろん、会場には感動の涙を流す人が多く見られるそうです。
★ 多くのミュージシャンともコラボレートしており、現在アメリカで大ヒット中のヒップホップ・ミュージシャン“KANYE WEST"のニューアルバム“THE COLLEGE DROPOUT"にも参加。日本ではケミストリーの3枚目シングル“You Go Your Way"アカペラVer.にも参加しています。