本名はCherlyn La Piere Sarkian。1946年生まれのシェールはシンガーそして女優としても活躍する今年芸歴39年目を数える。 16歳で家出。63年ソニー・ボノと出会い、翌年18歳で結婚し夫婦ユニットとして活動開始。65年に全米・全英No.1ヒットとなった「アイ・ガット・ユー・ベイブ」を始め、数多くのヒットを放つ。67年にはそんな彼らを追った「ソニーとシェールのグッド・タイムス」(フリードキンの処女作)が製作されるなど、その人気はかなりのものだったが、74年に離婚しコンビ解消。 その後ソロ・シンガーとして「哀しきジプシー」「ハーフ・ブリード」「哀しき恋占い」などのNo.1ヒットを放つ。 80年代に入ると女優としても活躍。81年にロバート・アルトマン演出のオフ・ブロードウェイの舞台「Come Back to the Five & Dime, Jimmy Dean, Jimmy Dean」に出演して好評を博す。その舞台は翌年映画化され、女優として高い評価を受けた。 以降は「シルクウッド」でゴールデングローブ助演賞、さらに85年「マスク」でカンヌ映画祭の主演女優賞、87年「月の輝く夜に」ではアカデミー主演女優賞を獲得。 その後も「イーストウィックの魔女たち」「恋する人魚たち」などに出演し高い演技力を披露した。 90年代に入るとゲフィン・レーベルに移籍し、シンガーとして再び本格的に活動を始める。マイケル・ボルトン作曲の「アイ・ファウンド・サムワン」、「ウィ・オール・スリープ・アローン」などのヒットを放ったが、95年にWEA UKに移籍。 トレヴァー・ホーンなどをプロデューサーに迎えた『イッツ・ア・マンズ・ワールド』をリリース。そしてダンス・ミュージックに挑戦した98年の移籍第2弾『ビリーブ』が数々の記録を塗り替える世界的なメガ・ヒットとなり、“ダンス・ディーヴァ”として新たな地位を確立した。