不可解な火災によりシフラ・ジュニアを失い、1985年に再起するまでの困難な時間にシフラは活動を止めた時期に、サン・フランブールのチャペルで録音した亡き息子に捧げるリストの美しいメロディを持つ作品集、1981-1986年録音。

シフラはフランス文化相のアドヴァイスにより1974年にサンリスの美しいゴシックの教会を手に入れた。その教会は有名なコンサート・ホールとして機能し、シフラ自身も1991年に行った細郷の公開演奏会まで、数多くの録音やコンサートを行った。シフラの感性と妙技性を発揮した中心的レパートリーであるリスト、ショパン、シューベルト、サン=サーンス、さらに自身のトランスクリプションによるブラームス：ハンガリア舞曲集のソロ・ヴァージョンを収録、1981-1983年録音。 29トラック／2時間07分収録

シフラのディスコグラフィ・シリーズ バロックと古典派作品のリサイタル。比較的珍しいレパートリーの、モーツァルトは「ソナタ第8番」を収録。クープランの「ティク・トク・ショク」は長らくフランス国立放送局番組のテーマン音楽として使用されていた。1956-1957年録音。