Orbitalオービタル

Profile

オービタルはフィル・ハートノル、ポール・ハートノルの兄弟からなるテクノ・ユニットである。90年代レイヴ全盛期のUKでデビュー、ライヴもできるプロジェクトであり、アーティスト性をもったハウス/テクノ・ユニットのパイオニアとして、テクノ・シーンに君臨している。本国UKでの彼らの位置づけは、アンダーワールド、ケミカル・ブラザース、プロディジーらと並ぶ『テクノ四天王』と呼ばれる超大物バンドで、ダンス・ミュージック・シーンだけでなく、ロック・シーンからも最大級の注目を集めている。YMO、ミート・ビート・マニフェスト、クラフトワーク、他のリミックスを手掛け、リミキサーとしても超一流。

90年デビュー、シングル「チャイム」をヒットさせ頭角を現す。
91年にアルバム『オービタル』、93年『オービタル�』、94年『スニヴィライゼイション』、96年『イン・サイズ』、そして99年『ミドル・オブ・ノーウェア』を発表。オービタルはテクノ/ダンスのマーケットに止まらず常に話題をふりまいてきた。ソニーのプレイステーション用ゲーム・ソフトのために作曲(オービタルの二人は大のゲーム好きとか。)、ボスニアの子供たちを救え!との呼びかけの下に制作されたチャリティー・アルバムへの参加、そして映画のサントラへの曲提供するなど勢力的に活動。97年人気TVドラマ『セイント』が映画化、クラブ・サウンドに仕上げたテーマ曲「セイント」は大きな話題を呼び、大ヒット!映画『ザ・ビーチ』のサウンド・トラックでもレオナルド・ディカプリオの声をフィーチャーして話題を呼んだ楽曲「ビーチド」を提供。99年11月には日本最大のレイヴ・イベント"Elektraglide"で来日。鳥肌もののライヴ・パフォーマンスで観客は狂喜乱舞。続いて2000年4月には2年ぶりとなる通算6枚目のアルバム『オルトゥゲザー』をリリース。オービタル史上最高の売上げを記録。同夏にはFUJI ROCK FESTIVALにも出演。そして2002年3月、活動12年、アルバム6枚分のオービタルの歴史が一枚のベスト・アルバムとなって発売される。ちなみに『オルトゥゲザー』以前に発売された5枚のアルバムの日本盤はすでに廃盤となっている。

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