Ray Charlesレイ・チャールズ

Profile

1931年にアメリカ南部ジョージア州で生まれる。
緑内障が悪化して7歳で視力を失った。その後フロリダの盲学校に入学。15歳までに両親を無くし、苦難の少年時代を送る。
1955年「アイ・ガット・ア・ウーマン」のR&BチャートNo.1獲得により花開いた音楽的才能は、続く「ア・フール・フォー・ユー」の連続No.1の獲得によりさらに確認される。その後発表された「アイヴ・ガット・ア・ウーマン」はE.プレスリーをはじめ数々のアーティストにカヴァーされる。
その後「ホワッド・アイ・セイ」など名曲を発表、1959年ABCに破格の条件で移籍。1930年代の名曲「我が心のジョージア」を取り上げ全米No.1を獲得。The Genius of soulとして世界にその名を知らしめる。
1970年代に入るとふたたびATLANTICと契約。1980年代にはコロンビアそしてワーナーへと移籍。

黒人音楽のエンターテイナーの先駆的存在だったが、それだけでなく、エルビス・プレスリーやビートルズらの白人音楽家に大きな影響を与えた。
86年には、「ロックの殿堂」入り。93年のア・ソング・フォー・ユーなどでグラミー賞を12回授賞。何度も来日し、日本で最も身近な黒人スターの一人である。

2004年6月10日、 肝臓病により亡くなった。享年73歳。

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS