Damon Albarnデーモン・アルバーン

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先日の来日公演で日本中を熱狂させたブラーのフロントマンにして、稀代の天才的音楽センスの持ち主でもあるデーモン・アルバーンの1stソロ・アルバム『エヴリデイ・ロボッツ』4月30日発売決定!

2014.1.21

ZEPP DIVER CITY&日本武道館という2デイズに渡るソールド・アウト公演で日本中を熱狂させた、90年代のブリットポップ・ムーヴメントの代表的存在であり、音楽史にその名を深く刻み込む重要アクト、ブラー。代表曲を次々と披露するその圧巻のライヴ・パフォーマンスを披露し、再びブラーというバンドの存在感を今まで以上に大きく印象づけることとなったこの来日公演の直後に、バンドのフロントマンであり、ブラーのみならずゴリラズや数々のプロジェクトで作品を発表し続ける稀代の天才、デーモン・アルバーンの、キャリア初となるファースト・ソロ・アルバム『エヴリデイ・ロボッツ(原題: Everyday Robots)』が2014年4月30日にワーナーミュージック・ジャパンより発売されることとなった(本国UKではParlophoneより4月28日に発売)。

デーモンが所有するウェスト・ロンドンにあるStudio 13にて、2013年にレコーディングされたこのファースト・ソロ・アルバム。プロデュースは、以前デーモンと共にボビー・ウーマックの2012年の作品、『ザ・ブレイベスト・マイン・イン・ザ・ユニバース』のプロデュースを手掛けた、XLレコーディングスの社長、リチャード・ラッセルが担当しており、ブライアン・イーノやナターシャ・カーン(バット・フォー・ラッシーズ)がゲストとして参加している。

アルバムのタイトル・トラックであり、今作からのファースト・シングルとなっている「エヴリデイ・ロボッツ」で幕を開けるこの全12曲からなる作品は、デーモン・アルバーンという才能の「真の姿」をリスナーに見せつけてくれる作品だ。ブラーから始まり、ゴリラズへとその活動の場を広げ、それ以外にもトニー・アレンや元ザ・クラッシュのポール・シムノン、元ザ・ヴァーヴのサイモン・トングらと共に結成したプロジェクト「ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーン」、マリ共和国のミュージシャン達とコラボレーションしたワールド・ミュージック・プロジェクト「マリ・ミュージック」、西遊記を題材にしたオペラ作「モンキー:ジャーニー・トゥ・ザ・ウェスト」、エリザベス1世の占い師であり、数学者・錬金術者でもあったジョン・ディーをテーマとして作られたオペラ作「ドクター・ディー」、そして西洋のアーティストとアフリカのアーティストのコラボレーション・イベント「アフリカ・エクスプレス」など、様々なスタイル/コラボレーションを発表してきた彼のキャリアの中でも、この初のソロ・アルバムは最も「自己探求」的で、「自叙邸・・」的な内容を持つ作品だ、と言えるだろう。

今作に収録されている楽曲の題材となっているのは、幼少期から現在に至るまでのデーモン・アルバーンの実体験に影響を受けた、より個人的な内容だ。そこには、コンピューター・ゲームや携帯電話、自然対テクノロジーといった現代の我々を取り巻く環境についても語られているという。

ファースト・シングル「エヴリデイ・ロボッツ」のビデオ・クリップを監督したのは、アルゼンチン出身のアーティスト/デザイナーであり、イギリスのインディペンデント・デザイナーとして大きな注目を集めている、アイター・スロープ。このビデオは、デーモン・アルバーンのデジタル・ポートレイトとなっており、CGIソフトウェアと実際の頭蓋骨のスキャン画像を駆使しながらデーモンの顔を再構築していく、という手法で、デーモンという独創的なアーティスト/個性を形成するそのプロセスを明らかにしていく、革新的なものになっている。アイターは、このビデオ・クリップだけではなく、シングルやアルバムのヴィジュアル・コンセプトや、アルバムのジャケットにあるデーモンの写真の撮影も担当。

デーモン・アルバーンは既に7月19日に行われるLatitude Festivalへのヘッドライン・アクトとしての出演が決定している。このライヴに参加するメンバーは、Seye(ギター)、Pauli The PSM(ドラム)、Jeff Wootton(ベース)、Mike Smith(キーボード)というデーモンを含む5人編成となる予定。

このアルバム『エヴリデイ・ロボッツ』の予約注文(プレオーダー)は、近日iTunes Storeにて受付開始予定だ。iTunes Storeで予約すると、今作からのファースト・シングル曲「エヴリデイ・ロボッツ」をダウンロード/入手することが出来る。

デーモン・アルバーン | 『エヴリデイ・ロボッツ』
2014年4月30日発売


収録曲
  1. Everyday Robots / エヴリデイ・ロボッツ
  2. Hostiles / ホスタイルズ
  3. Lonely Press Play / ロンリー・プレス・プレイ
  4. Mr Tembo / ミスター・テンボ
  5. Parakeet / パラキート
  6. The Selfish Giant / ザ・セルフィッシュ・ジャイアント
  7. You And Me / ユー・アンド・ミー
  8. Hollow Ponds / ホロウ・ポンズ
  9. Seven High / セヴン・ハイ
  10. Photographs(You Are Taking Now)/ フォトグラフス(ユー・アー・テイキング・ナウ)
  11. The History Of A Cheating Heart/ ザ・ヒストリー・オブ・ア・チーティング・ハート
  12. Heavy Seas Of Love / ヘヴィ・シーズ・オブ・ラヴ

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