Edward Higginbottomエドワード・ヒギンボトム

Discography

De Lalande: Grands Motets / ド・ラランド:グラン・モテ集【輸入盤】

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De Lalande: Grands Motets / ド・ラランド:グラン・モテ集【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2018.01.26 発売9029.574010

《Veritas x2 シリーズ》
 
《グラン・モテの完成者ド・ラランドの重要な作品》
ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657年パリ - 1726年6月18日ヴェルサイユ)はフランス・バロック音楽作曲家で、フランス宮廷オルガニスト。ジャン=バティスト・リュリやフランソワ・クープランと同時代に、太陽王の宮廷音楽家として活躍。ルイ14世の王女の音楽教師を務め、1714年から没年まで王室礼拝堂の楽長を務めました。バレエ音楽や宮廷音楽、特に「王宮のためのサンフォニー」は有名ですが、荘厳なグラン・モテは重要な作品でもあります。17世紀から18世紀にかけて、バロック時代のフランスでは、グラン・モテ(大規模モテット)と呼ばれる宗教音楽のジャンルが発展しました。これはルイ14世を中心とした宮廷でのミサの中で、いわゆるミサ曲に代わって演奏された、独唱、合唱、管弦楽からなる一種の教会カンタータです。主に旧約聖書の詩編をその歌詞として、起伏に富んだ詩編の内容を、オペラさながらの劇的な音楽に作曲したものです。フランス宮廷では宮廷礼拝堂副楽長が実質的な教会音楽のトップとして、グラン・モテの作曲と演奏にあたりました。ド・ラランドはそのグラン・モテの完成者といわれています。表情豊かで美しい旋律と色彩感のある管弦楽法、自然な和声、明快なリズムが特徴的で、落ち着いた音色の古楽器と透明感のある声楽の競演による、清明感のある美しい演奏です。なお、歌詞・対訳は付いておりません。
【収録曲】
ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):
《CD1》
1) 『深き淵より』、
2)『ミゼレーレ』、
3)『コンフィテポール(主をほめまつる)』、

《CD2》
1) 『咎は赦され、罪は無化されて、祝福される』、
2)『どれほど愛されていることか』、
3)『天よ、耳を傾けよ』、

【演奏】
《CD1》
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニューカレッジ合唱団、キングズ・コンソート、
《CD2》
オリヴィエ・シュネーベリ(指揮)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ(王室大厩舎・王宮付楽団)、

【録音】
《CD1》1988年7月、ロンドン、All Hallows, Gospel Oak,
《CD2》2001年10月、ヴェルサイユ宮殿、シャペル=ロワイヤル(ライヴ)

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