【EARLY TIMES 2001-2007】

【MODERN TIMES 2007-2010】

STEPPER'S DELIGHT

2001.03.22 Single Release
Including Original Album『FIVE』(2001)

記念すべきメジャー・デビュー・シングル。ヒップホップからロックンロール、ボサノヴァからメキシコ民謡(ラ・バンバ)まで、さまざまなビートがガチャガチャと飛び出す、まさしくステッパーズのためのダンス・チューン。この曲、99年頃にはすでにできあがっていたというから驚き。揃いのオレンジ色のツナギというコスチュームも印象的だった。

雑念エンタテインメント

2001.06.27 Single Release
Including Original Album『FIVE』(2001)

自分たちにあるエンタテインメント魂(しかし、雑念混じり)をテーマに、ライブ感を意識して書いたという陽気で快活なアッパー・チューン。派手なホーン・セクションはブラス・ロック・グループ、BLOOD, SWEAT&TEARS「Spinning Wheel」のフレーズから引用。オリコン初登場8位、初のトップ10ヒットを記録。揃いのツナギは青色にチェンジ。ちなみに、その後発売された『FIVE』はオリコン初登場6位。タイトル通り5位を狙ったが、FOLDER 5に阻まれた(笑)。

楽園ベイベー

2002.06.26 Single Release
Including Original Album『TOKYO CLASSIC』(2002)

ボッサ・テイストで彩られた清涼感たっぷりの軽やかダンサブル・チューン。歌詞も夏指数120%。サビの「積み重なる真夏のサクセス」は意外と噛みやすい。シングルではリップ歴代1位の売り上げを誇るナンバー。聴感はキャッチーでポップだが、ドラムはキックが一種類鳴っているだけというラディカルな作品。この辺に鬼才FUMIYAのセンスが光る。

BLUE BE-BOP

2002.11.27 Single Release
Including Original Album『TOKYO CLASSIC』(2002)

秋のセピアカラーな風景に似合いのジャジー&スウィンギンなトラック。哀愁感あるサウンドに誘発され、歌詞は届かぬ想いを抱く男性がテーマとなっている。同曲リリース後、12月24日には恒例のクリスマスライブを開催。前年は15歳以下限定のキッズライブだったが、この年は男子限定ライブ。天井からダッチワイフを降らせるという爆笑演出も。

JOINT

2003.06.18 Single Release
Including Original Album『TIME TO GO』(2003)

変則アルバム『ORCHESTRA+PLUS』を挟み登場したシングルはドラムンベースを大幅導入した新展開に。当時、FUMIYAは日頃のDJプレイでもドラムンベースにハマっていた。同年8月には日本ヒップホップ界初となる野外5万人ライブ「SUMMER MADNESS」を開催。会場中がこの曲でハネまくった。

TIME TO GO

Including Original Album『TIME TO GO』(2003)

その「SUMMER MADNESS」で本編ラストに演奏され、会場をセンチメンタル・ハッピーな空気に包んだメランコリックなアップ・ナンバー。一時期ライブ・メニューから外されていたが、2008年の「DANCEFLOOR MASSIVE III」ツアーで久々に復活した。トラックのベーシックリズムを打ち込んだのはSU。そのためビミョーにリズムがズレていたりするのだが、それが独特の浮遊感に繋がっている。

Dandelion

2004.03.17 Single Release
Including Original Album『MASTERPIECE』(2004)

縦ノリから横ノリへ。前シングル「JOINT」から9か月という長いインターバルを経て届けられたこの曲は、それまでの高速打ち込みサウンドを脱却し、生楽器を大幅に採り入れたオーガニックでゆったりした作風にチェンジ。アコギのざくざくとした刻みはジョン・レノン「Give Peace A Chance」辺りを彷彿させる。派手さはないが、じっくりと染みてくる一曲。

GALAXY

2004.07.07 Single Release
Including Original Album『MASTERPIECE』(2004)

七夕にリリースされた“銀河”なシングル。前作「Dandelion」から、またまた一転、キャッチーでポップな打ち込みダンス・チューンに。スペイシーなシンセ音とファンキーなリズムがマッチしたサウンドは夏の開放的な気分を演出。発売から1か月後の8月7日には沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で一日だけのプレミアムライブ「OCEAN'S FIVE」を開催。

Super Shooter(0:04:44)

2004.07.07 Single Coupling Release
Including Best Album『GOOD JOB! ?CHRISTMAS EDITION-』(2005)

シングル「GALAXY」のカップリングが初出になるライブ定番曲。スリリングな高速デジタル・ビーツの上で4MCのマイク・リレーが疾走する。8ビットのゲーム音のようなSEで区切りながら、4MCのトラックのテンポが徐々にあがっていく2コーラス目のアイデアは秀逸。ちなみに、リップ初のアニメ・タイアップ・ソング(『GANTZ』)

黄昏サラウンド

2004.10.06 Single Release
Including Original Album『MASTERPIECE』(2004)

生楽器がふんだんに盛り込まれたメロウなミッド・ナンバー。基本トラックはPESが制作。ドラムはFUMIYA自ら叩いたものをコンピュータに取り込んで作られている。メロディアスでありながらグルーヴ力も極めて高し。ラップ・ミュージックとして十分楽しめたうえで普遍的なポップスとしても帰結した、リップの底力をみせつけた逸品。

Rock it!

Including Original Album『MASTERPIECE』(2004)

当時ギターを新調したPESがプロデュース。自身の弾くディストーションをかけたワイルドなギター・リフが印象的なファンキー・チューンになっている。ラップはオールドスクール風情で、リズムには少しだけゴーゴーの感じも伺え、パーティー感の強い一曲に。生演奏で威力を発揮する曲で、全曲バンド編成で挑んだ最新の「JOURNEY」ツアーでは抜群のかっこよさを見せた。

Hot chocolate

2006.01.25 Single Release
Including Original Album『EPOCH』(2006)

FUMIYAが病気療養中だったため、PESが制作し、4MCのみで発表された唯一のシングル。ボ・ディドリーに代表されるジャングル・ビートに、レゲトンっぽいベース・ラインをはめたグルーヴィーなナンバー。歌詞のテーマは、発売時期に合わせ、バレンタインデー。明治製菓とコラボし、本物のチョコレートが入っているかのようになっていた初回盤CDのパッケージも話題に。

FUNKASTIC BATTLE

2006.01.25 Single Coupling Release
Including Best Album『GOOD TIMES』(2010)

映画『キル・ビル』のテーマ曲として知られる布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」と、リップの4thシングル「FUNKASTIC」をブレンドした日本初の本格的マッシュアップ曲。「Hot chocolate」と同日に、HOTEI VS RIP SLYME名義で「BATTLE FUNKASTIC」もCDリリースされた。布袋のファンであるFUMIYAは、療養中でこの曲に参加できず、ほぞを噛んでいたとか。

ラヴぃ

2006.07.05 Single Release
Including Original Album『EPOCH』(2006)

FUMIYA休養中に、くるりとコラボしたナンバー。初期プライマル・スクリームやハッピー・マンデーズ辺りを想起させるアシッド・ロック~エレクトロ・ソウルなサウンドがリップにとって新味。タイトルはくるりの岸田繁がリップとの飲み会の席でつぶやいた「ラヴぃ」という言葉から。歌詞は、当時、新婚ホヤホヤだったRYO-Zの「今は浮気したくない」という気持ちから発生。

ブロウ

2006.10.25 Single Release
Including Original Album『EPOCH』(2006)

FUMIYA本格復帰曲は、生演奏によるストリングスが華やかなリップ流ネオ・クラシック・ソウル。FUMIYAは70~80年代を代表するダンス・レーベル「サルソウル」にみられるような、ドシャッと潰れたような音の質感を求めていたとか。この曲ではアルバイト雑誌「フロム・エー」とコラボ。同雑誌とCDのW購入者を対象に2006年12月に彼ら2度目の無料日本武道館ライブを行った。

I・N・G

2007.03. Digital Release
Including Original Album『FUNFAIR』 (2007)

ワーナーミュージック所属のアーティストがソニーの商品「VAIO」のCMソングを手がけるという、業界的に画期的だったナンバー。歌詞はほとんどの語尾に「イング」をつけてライミング。語尾で如何にユニークな韻を踏むかというラップの面白味・規律・こだわりどころを逆手に取って、楽曲にキャッチーさをもたらした手法も画期的。常にフレッシュを求めるリップらしい一曲。

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