1. 聖なるバイーアの娘 ![]()
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マルコ・マゾーラのプロデュースで1979年のロサンゼルス録音『レアルシ』からの超人気曲。
異なるさまざまなアレンジでの録音もあるが、ここに収録されているのはプリミティブな形。
2. 舞台 (パルコ) ![]()
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ジルの芸歴を代表する1曲。アース・ウィンド&ファイアーに影響されたとされるポップなサウンドと裏腹に鋭いメッセージが込められている。盟友リミーニャの初プロデュース作品でもある1980年『ルアール』から。定番中の定番曲。
3. アケーリ・アブラッソ ![]()
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ブラジルでのアンプラグドのパイオニア、1994年のジルの『アコースティック』からのバージョン。初出は1969年『ジルベルト・ジル』。ブラジル軍事政権に追われ、ロンドン亡命を余儀なくされた直前の録音である。
4. エスプレッソ2222 ![]()
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これも『アコースティック』からの出典。オリジナルは、亡命期を終えたロンドンより帰国直後の1972年の『エスプレッソ2222』に収録。ロンドンでの音楽体験を、ブラジル北東部の音楽に投影し作り上げた会心作。
5. ペラ・インテルネッチ(インターネットを通して) ![]()
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ブラジルで初めてインターネットを通して公開された曲がこの「ペラ・インテルネッチ」。1997年の『クワンタ』からの収録で、テクノロジーを駆使したサウンドの中にも、音楽の本質に関心を向けるジルの姿が浮き彫りにされている。
6. レアルシ ![]()
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こちらも1979年録音の『レアルシ』が初出だが、収録は『アコースティック』から。オリジナルでは②の「舞台」同様ポップで伸びやかなサウンドだが、ここではルカス・サンタナのフルートが印象的。
7. 聖戦 ![]()
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『クワンタ』より。科学とアートというアルバムの軸に対抗して置かれたもう一つの軸――宗教と魔術と哲学に則して、日和見主義的な牧師を糾弾する。
8. サウンド・スタジオ ![]()
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同じく『クワンタ』から。ジルのクロマティックなギターと呟くような声、マルコス・スザーノの小気味の良いパーカッション。極限まで研ぎ澄まされた2人だけの音世界。
9. トラヂサゥン![]()
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ジルの盟友、カエターノ・ヴェローゾの歌声と、バイーアの将軍カルリーニョス・ブラウンが叩き出すリズム。間違いなく90年代ブラジル音楽の最高傑作の一つ。
10. 濡れた夢(ソーニョ・モリャード) ![]()
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定番曲の(2)と同じく『ルアール』から。録音中にジョン・レノンの訃報を知り「ジョン・レノンの思い出に捧げる」とクレジットされたアルバムだ。軽快なサウンドがしなやかなジルのイメージとぴたりと適合する。
11. エラ(彼女) ![]()
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前述した通り、70年代のジルの活動を代表する“Re”3部作のトップバッター、『レファゼンダ』のオープニングを飾る曲。ファンク~ブラック・ミュージックに通じる痛快なサウンドで、至上のラブソングを歌い上げたナンバー。
12. ニンニク錠剤 ![]()
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録音に多くの時間を必要とした大作『クワンタ』収録。日常的な風景を通して、科学と量子物理学にオマージュを捧げている。北東部風のアコーディオンに絡むパーカッションは、アルゼンチン人のハミロ・ムソット。
13. サララ ![]()
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ジルベルト・ジルの軽やかさ・しなやかさを代表するナンバーの一つ。初出はセルジオ・メンデスのプロデュースでロサンゼルス録音の1979年作『ナイチンゲール』だが、本作に収録されているのは『レアルシ』から。
14. オーヤ・エウ・アキ・ヂ・ノーヴォ ![]()
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本作の2曲のカヴァー曲の1曲。アントニオ・バーホス作で、“バイアゥンの王様”ルイス・ゴンザーガが1967年に録音しているバージョンが有名だ。 日本でも2004年に公開された映画『私の小さな楽園』(原題:『Eu,Tu,Eles』)で使われた曲を、ジルのバージョンで録音し直した2000年の『アス・カンソンイス・ヂ・エウ、トゥ、エリス』に収録されている。
15. レファゼンダ ![]()
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1975年の名盤『ヘファゼンダ』のタイトル曲。「ファゼンダ(農園)」に「再、更に」の意である「RE(レ)」を置いている。相反するものを敢えて同列・並列に置くことで、ルーツと未来の時間軸を支配することは、やはりジルならではの業。
16. 科学と芸術 ![]()
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大作『クワンタ』の裏テーマが⑤の「ペラ・インテルネッチ」だとしたら、オモテのテーマはこの曲。直球のサンバ・アレンジで、作者のカルトーラとカルロス・カシャッサという伝統サンバチーム、マンゲイラの偉大な先達にリスペクトを捧げている。
17. コパカバーナの海 ![]()
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1987年に欧米で先行発売された『ソイ・ロコ・ポル・ティ・アメリカ』からの出典。印象的なリフを含む小粋なサンバで、初出の『エストラ』(1983年)より数段聞きやすく印象的。
18. 神秘の力、ヘベント ![]()
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アルバムの最後を飾るのはエリス・レジーナやジジ・ポッシといった女声歌手たちもカヴァーしている名曲で、『レアルシ』からの収録。後にジル自身もギター弾き語りでカヴァーしている(『声とギター』)。無限の音の広がりを歌う絶唱。