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TOWER OF POWER
5/16(金)~5/18(日)
5/20(火)~5/21(水)
5/23(金)~5/24(土)
ブルーノート東京

5/27(火)
ブルーノート名古屋

Super Funk1800 シリーズ監修者、桜井隆章さんによるライブレポート到着!
タワー・オブ・パワー(2008年5月16日(金)~25日(日)@ブルーノート東京)

Tower of Power

 この数年、年に一回はブルーノート・ツアーを行っているタワー・オブ・パワー。しかし、この3年間は毎年ギタリストが違っていたのだ。2006年には、それまで10年近くも在籍していたジェフ・タメリエの脱退が決っていた時期での来日公演。2007年は、ブルース・コンテが20年以上のブランクを経ての、まさかの復帰公演となった。が、彼は日本から帰国後に脱退。2008年のジャパン・ツアーは、新加入のギタリスト、マーク・ハーパーを従えての日本公演となったのだった。この3人、総て個性が違う。一番シックリと来るのは、70年代の第一期黄金時代を支えたブルース・コンテであるのは当り前なのだが、時代は変っている。ニュー・メンバーのマーク・ハーパーはロック・フィーリングの強いギタリストで、出す音も鋭くてエッジが効いている。そういったサウンドがバンド全体にシャープな印象を与えた。


 そんな話題も期待を膨らませる。連日、会場を満員にさせる人気振りは、流石だ。今年で結成40周年というスペシャル・イヤーの日本公演は、異例の追加公演まで出た盛況を見せた。ブルーノート東京は、毎晩ファーストとセカンドの二回、公演が行われる。彼等は、その両方のライヴで曲をダブらせない。つまり、同じ日のファーストとセカンドの両方を観れば、全く違う曲が聴けるのだ。ただし、一つだけ両方のセットで演奏される曲がある。それが、彼等の3枚目のアルバム『タワー・オブ・パワー』の冒頭の曲「ホワット・イズ・ヒップ」だ。この曲で最高の盛り上がりを見せるのである。もう、お約束のようなナンバーだ。

 そして、実際のライヴ。数年前からリーダーのエミリオ・カスティーヨ(サックス)が言っている言葉「今の僕達は、長い歴史の中でも実に素晴しいメンバーが揃っているという実感がある」に表されているように、非常に強力なタワー・オブ・パワー・ホーンズと、世界一のリズム隊は健在だ。名前だけで多くのミュージシャンが平伏すデヴィッド・ガリバルディ(ドラム)とフランシス“ロッコ”プレスティア(ベース)の二人は、ステージの上でニコニコと笑顔を見せながら強力なプレイを見せ、聴かせる。ここに、やはり実に達者なハモンド奏者であるロジャー・スミスが絡むのだから、凄まじいことになる。そして、タワー史上最高のヴォーカリストである、ラリー・ブラッグスの、熱の籠った歌いっぷりが拍車を掛ける。彼は、単に上手いだけでなく、セクシーさもあれば、イタズラ小僧のような茶目っ気もタップリだ。だから、ショウが見事にエンターテイメントになる。そこが楽しい。

 タワーは、毎回のショウで絶対に手を抜かない。全員が、そうだ。だからこそ、これだけの長い期間、トップの座をキープ出来ているのである。毎回、誰もがギリギリのプレイを展開する。それが判っているから、日本の熱心なファンの中には、涙を浮かべながら観ている人まで出てくるのだ。これは、感動の涙なのである。「この男達は、凄い! 凄過ぎる!」と言いながら。そして、そうした人の多くが、40代や50代の男性なのだ。そんな男性達が、タワーのショウに勤務先の部下などを連れてくる光景も多く見られる。タワー初体験である若き部下などは、それまで見たことも無い圧倒的な演奏力やステージ・マナー、たとえ初めて聴いた曲でも一発でファンになるような曲の数々にノック・アウトされてしまうのだ。「世の中に、こんなバンドがいたのか!」という驚きと共に、そんなバンドを熱愛する上司のことを、また違った尊敬の眼差しで見るようにもなる。そんな、微笑ましいシチュエーションまで作り出してしまうのが、タワーのライヴなのだ。とにかく、ありとあらゆる人に見て欲しい、いや見なければ人生の損だとまで言えるのが、タワー・オブ・パワーのショウなのである。(櫻井隆章)

Super Funk 1800


TOWER OF POWER BIOGRAPHY
1968年、カリフォルニア州オークランドで結成された白人黒人の混成ファンク・バンド。エミリオ・カスティーヨ(Tenor Sax)を中心にスティーヴ・クプカ(Baritone Sax)、グレッグ・アダムス(Trumpet)、フランシス・プレスティア(B)、デヴィッド・ガルバルディ(Dr)などのメンバーで構成。1970年ジミ・ヘンドリックスの前座としてフィルモアに出演後、ビル・グレアムのレーベルからデビュー・アルバム『イースト・ベイ・グリース』をリリース。その後ワーナーと契約し1972年には『バンプ・シティ』を発表。シングル「ヤング・マン」は全米29位を記録。1973年にはサックスのレニー・ピケット、ヴォーカルのレニー・ウイリアムスを迎えて、『タワー・オブ・パワー』を発表。「つらい別れ」は全米17位を記録した。1974年には彼らの代表作『バック・トゥ・オークラン』に続く『オークランド・ストリート』、1975年には『イン・ザ・スロット』をリリース。1976年のライヴ・アルバム『ベスト・ライヴ』を最後にコロムビアへ移籍した。

  アーティスト 作品タイトル 作品情報 コメント
TOWER OF POWER / EAST BAY GREASE TOWER OF POWER EAST BAY GREASE 品番 :
R2-71145
重厚なホーン・セクションが唸りをあげる。タワー・オブ・タワー、記念すべき1stアルバム。
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TOWER OF POWER / BUMP CITY TOWER OF POWER BUMP CITY 品番 :
7599-26348
彼らの存在を世に知らしめた1stヒット「You’re Still A Young Man」収録の2ndアルバム。
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TOWER OF POWER / TOWER OF POWER TOWER OF POWER TOWER OF POWER 品番 :
7599-27267
代表曲「What Is Hip」に加えトップ20ヒットの名バラード「So Very Hard To Do(邦題:つらい別れ)」、「This Time It’s Realなど多くのヒット・チューンが収められた代表作。
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TOWER OF POWER / BACK TO OAKLAND TOWER OF POWER BACK TO OAKLAND 品番 :
7599-27279
代表曲「Can’t You See (You Doin’ Me Wrong)」、数々のカヴァーを生んだ「Suquib Cakes」など、T.O.P.クラシックが多数生まれた傑作。
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TOWER OF POWER / URBAN RENEWAL TOWER OF POWER URBAN RENEWAL 品番 :
7599-26349
通算5枚目のオリジナル・アルバム。ファンク・ミュージック最高のアンセム「Only So Much Oil In The Ground (邦題:限りある世界)」収録。
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TOWER OF POWER / IN THE SLOT TOWER OF POWER IN THE SLOT 品番 :
7599-26350
ヴォーカルがレニー・ウィリアムスからヒューバート・タブスに交替しての初のアルバム。屈指のバラード曲「As Surely As I Sand Here」収録。
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TOWER OF POWER / LIVE AND IN LIVING TOWER OF POWER LIVE AND IN LIVING 品番 :
2-2924
T.O.P.サウンドの真髄が詰まった、最強のライヴ・アルバム。
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Roberta Flack
6/2(月)、6/3(火)、6/5(木) ~ 6/7(土)  ビルボード・ライヴ東京
6/9(月) ~ 6/11(水)  ビルボード・ライヴ大阪

Super Funk1800 シリーズ監修者、桜井隆章さんによるライブレポート到着!
チャカ・カーン(2008年6月5日(木)@ビルボードライヴ東京)

チャカ・カーン(2008年6月5日(木)@ビルボードライヴ東京)

 このところ、来日の度に音楽の種類が色々であった、彼女。でも今回は完璧にソウル・バンドを従えてのライヴを見せてくれた。何せ、同行したギタリストは、ルーファス当時の仲間であるトニー・メイデンである。彼のギターも、また歌も実に良く、流石のヴェテラン振りを聞かせてくれた。更に言えば、長身・スリムで足が細くて長い。見た目にもカッコ良いのだ。そんなバンドが二曲演奏したところで、聴こえてきたのは「チャカチャカチャカチャカ、シャカ・カーン」という、お馴染み「フィール・フォー・ユー」のイントロのサンプリング・サウンド。このイントロだけで、お客さんは熱狂する。思わず立ち上がる人も多かった。そして、このイントロに乗って、主役の歌姫が登場だ。更に熱狂するお客さん。客席は、20代から50代まで、かなり幅広い人達が詰め掛けている。男女比は、やや女性が多いだろうか。彼女達にとって、やはりチャカは憧れの存在なのである。単に音楽的な憧れの対象なのではなくて、彼女の人生の生き方そのものに憧れているのだろうなぁ。

 そのチャカ、やはりソウル・ミュージックでこそ、本領を発揮することを実感する。ジャズも、スタンダードでのチャカも良いのだが、やはりソウルだ。何よりも、声が出ている。70年代後半の、世界を席巻した圧倒的な歌声は健在だ。そして、昔の曲も最近の曲も、自在に歌いこなす実力。そして、感じさせる余裕だ。この二つが揃い、息の合ったバック・バンドがいてこそ、彼女の圧倒的な魅力が生きてくるのである。

 ライヴは、誰もが満足する彼女の歴代のヒット曲を満載し、アンコールではホイットニー・ヒューストンもカバーした「アイム・エヴリー・ウーマン」で大団円。少々高めであったチャージも充分に納得のショウであった。そして、大事なこと。彼女の名前「Chaka」は、正しくは「シャカ」なのだが、それを日本では「チャカ」と読まれていることを充分に知っている彼女、ステージに登場した最初に「アイム・チャカ・カーン」と挨拶。この気配りが、彼女をスターの座に留まらせているのだ。それを実感したライヴであった。(櫻井隆章)

Super Funk 1800


CHAKA KHAN BIOGRAPHY
1953年イリノイ州グレイト・レイクス生まれのイヴェント・マリー・スティーヴンスことチャカ・カーン(シャカ・カーン)は、シカゴで結成されたバンド、アメリカン・ブリードから発展したルーファスに72年から参加。グループのフィーチャリング・ヴォーカリストとして「Tell Me Something Good」 や「Sweet Thing」などのヒットをABCに残し、78年ワーナーから『CHAKA(邦題:恋するチャカ)』でソロ・デビュー。ルーファスとの活動も、82年2月のNYはサヴォイ劇場でのライヴ『サヴォイでストンプ』まで並行して続けた。チャカ独自のスタイルである、一つひとつの言葉にパンチを効かせた唱法は、以後の女性ヴォーカルの指針となった。デビュー作からの「I'm Every Woman」がいきなりR&Bチャート1位を獲得、以後も81年の「恋のハプニング」やプリンスのカヴァー「フィール・フォー・ユー」(84年)など順調にヒットを飛ばしながら、一方では80年の『ノーティー』ではジャジーな側面も披露。ハイパーなファンクからアコースティックなスローまで、ヴォーカリストとしての幅の広さをアピールした。

  アーティスト 作品タイトル 作品情報 コメント
CHAKA KHAN / CHAKA CHAKA KHAN CHAKA 品番 :
2-3245
人気ファンク・バンド、ルーファスでキャリアを築き上げた、チャカ・カーン。記念すべきソロ・デビュー・アルバム。
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CHAKA KHAN / NAUGHTY CHAKA KHAN NAUGHTY 品番 :
2-3385
永遠のクラブ・クラシック「Papillon(aka Hot Butterfly)」が収録されたソロ第2弾。
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CHAKA KHAN / WHATCHA GONNA DO CHAKA KHAN WHATCHA GONNA DO 品番 :
7599-25867
ブラック・ミュージック界の頂点を極めた元祖ディーヴァ、チャカ・カーンの3枚目のソロ作。
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CHAKA KHAN / I FEEL FOR YOU CHAKA KHAN I FEEL FOR YOU 品番 :
7599-25162
ソウル・クラシックのド定番「I Feel For You」が収められた、チャカ・カーン最大のヒット作。
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CHAKA KHAN / EPIPHANY:THE BEST OF CHAKA KHAN CHAKA KHAN EPIPHANY:THE BEST OF CHAKA KHAN 品番 :
9362-45865
ソウル・クィーンの名をほしいままにする、チャカ・カーンのヒット・チューンを手軽に楽しめるベスト盤。
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CHAKA KHAN / THE PLATINUM COLLECTION CHAKA KHAN THE PLATINUM COLLECTION 品番 :
81227085520
仕様 :
英編集ベスト盤
ソウル/ファンク・ヴォーカリストの最高峰、チャカ・カーン。そのパワフルでカラフルなヴォーカルの素晴らしさを知るには最適なアルバム。
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