品番 : 8122-799051
スパークスの記念すべき1stアルバム。プロデュースはトッド・ラングレンが担当。アリス・ クーパーによってカヴァーされた「(No More) Mr. Nice Guys」収録。
ロン&ラッセルのメイル兄弟を中心に60年代末に結成された“ハーフネルソン”は、制作したデモテープがトッド・ラングレンに認められて彼がハウス・エンジニアを務めていたベアズヴィル・レーベルと契約。後にプロデューサーとして数々の成功作をものにするラングレンにとって初の専業プロデュース作でもあったこのアルバムは、比較対象を無理矢理求めるとすればまだ“アートロック”と呼ばれていた時期のロキシー・ミュージックあたりに通じる先鋭的なロックを聴かせているが、曲によっては遥か何年も後になって音楽シーンに反乱することになる“ニューウェイヴ”を先取りしたセンスもはっきりと感じられ、時代の何歩も先を行っていた彼らの革新性が窺える内容となっている。
この“早すぎた”音楽性が災いしてかセールスが振るわなかった本作に対し、レーベルはグループ名を改めることを条件に再プッシュを約束。ロン・メイルのチョビ髭スタイルからコメディ風に命名された“スパークス・ブラザーズ”からシンプルな“スパークス”に落ち着いた彼らは再プレスされたアルバム(今回のCD)を携えて精力的なツアーを敢行。それが功を奏したかシングル「Wonder Girl」はキャッシュボックス誌のチャートにランクイン(最高92位)を果たし、また収録曲の中から「(No More) Mr. Nice Guys」がアリス・ クーパーに取り上げられて後に代表曲となるなど幸運が続き、彼らの後の成功への充分な手応えを感じさせる結果を生んだ。
収録内容
DISC 1 - Wonder Girl
- Fa La Fa Lee
- Roger
- High C
- Fletcher Honorama
- Simple Ballet
- Slowboat
- Biology 2
- Saccharin and the War
- Big Bands
- (No More) Mr. Nice Guys
- Wonder Girl
- Fa La Fa Lee
- Roger
- High C
- Fletcher Honorama
- Simple Ballet
- Slowboat
- Biology 2
- Saccharin and the War
- Big Bands
- (No More) Mr. Nice Guys
品番 : 8122-799050
現在も精力的に活動を続けるスパークスの、アメリカを拠点に活動した「第1期」最後のアルバム(1972年発表)。彼らの魅力であるオペラ的な音楽性が開花した一作。