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ニューオーリンズ・ファンクの真髄、ファンキー・ミーターズ来日記念特集 ミーターズをみ~た~か?

今なお、リスペクトされ続けるニューオーリンズ・ファンクの真骨頂、ミーターズ初の来日公演が遂に実現する。オリジナル・メンバー2人を擁するファンキー・ミーターズ名義による今回の来日、7月23日の渋谷AX単独公演、7月25日フジロック・フェスティヴァルへの出演が予定されている。今回、ワーナーミュージック・ライフでは、ワーナーミュージックきってのニューオーリンズ通、道島和伸氏をゲストに招き、ニューオーリンズ・ファンク、およびミーターズの魅力、予習に最適なアルバムなどなど、ミーターズを100倍楽しむためのアレコレを語って頂いた。

司会進行:宮治淳一(ワーナーミュージック・ジャパン)、道島和伸(ワーナーミュージック・ジャパン)

レッチリも愛して止まないニューオーリンズ・ファンクの覇者、ミーターズ

宮治淳一:7月にファンキー・ミーターの単独公演が決定しました。記念すべき初来日公演を記念しまして、今回は、ワーナーミュージック・ジャパンきってのニューオーリンズ通、道島和伸さんにミーターズ、およびニューオーリンズの魅力を存分に語って頂こうと。今回、来日するファンキー・ミーターズというのは…。

道島和伸:ファンキー・ミーターズとは、オリジナル・メンバーの2人、アート・ネヴィル(key)とジョージ・ポーターJr(b)がやってるバンド。残りの2人、ジョー“ジガブー”モデリスト(dr)、レオ・ノセンテリ(g)は参加してないんですよ。

宮治:ジガブーとレオは活動してないんですか?

道島:たまに活動してるんですよ。2005年、06年あたりに、4分の4のオリジナル・ミーターズをやってるんですよ。僕も2006年に観ました。で、ファンキー・ミーターズのギタリストって、前はブライアン・ストルツというミュージシャンがやってたんですが、2007年からはアートの息子のイアン・ネヴィルが加入してます。僕は、ファンキー・ミーターズはまだ観てないんで、楽しみですね。

宮治:今回はどのあたりやるんでしょう?

道島:レパートリー自体はたくさんあるんですが、やはり5枚目の『Rejuvenation』(74年作)が中心でしょう。ニューオーリンズ・ファンクの王道中の王道ですよ。当時の邦題が『ニューオーリンズ・ファンクの覇者』ですからね(笑)。ネーミングのセンスはさておき、まさにそういうことです。「People Say」(邦題:ファンクに夢中さ)、「Just Kissed My Baby」「Hey Pocky A-Way」「Africa」「It Ain't No Use」とかね。このアルバムは定番がたくさんはいってるんですよ。来日公演の予習には最適かと。デビュー・アルバム『The Meters』や3枚目『Struttin'』も名盤なんですけど、インストなんであまりやらない。ライヴは歌いまくりですよ。ノリとしてはネヴィル・ブラザーズに近い感じでしょうか。


左:アラン・トゥーサン、右:道島和伸

宮治:そういえば、ネヴィル・ブラザーズも今年のフジロックにやってきますね。アート・ネヴィルは掛け持ちですね。加えて、アラン・トゥーサン、来ましたよね。ニューオーリンズ・ミュージシャンの重要どころが、2009年に、惑星直列のごとく来日しましたね。これはすごいことですよ。

道島:自分が本当に好きなアーティストを手掛けることってあまりないじゃないですか。僕の場合、そういうことはないのかなぁと思ってたんですが、遂にそのときが来たんですよ。アラン・トゥーサンの最新作『The Bright Mississippi』という作品を手掛けさせていただくという光栄に授かりまして、ようやく…。30年代の音楽のカヴァーなんですが、非常に素晴らしい作品でした。今回、ビルボード・ライヴで2DAYS、渋谷のタワーレコードではインストアまでやっていただいたんですよ。おまけにサイン会も。インストアでは、日本のブラスバンドに迎えられて入場したんですよ。「聖者が街にやってくる」とか演奏する中ね(笑)。“アランが街にやってくる”という。ニューオーリンズ好きの僕からしてみれば、アラン・トゥーサンってミーターズのプロデューサーであるわけですし…、神様みたいな存在なんですよね。でも、偉ぶるところはいっさいなくって、とにかくジェントルで気さくな方でした。サインも気軽に応じてくれますしね。あ、サインもいわゆるロックスターのような簡略化した文字ではなくて、ゆっくり30秒くらいかけてきっちり書くわけですよ。すごく綺麗なサインをね。

宮治:ミーターズに話を戻しますと、今回、初来日ですよね。

道島:ネヴィル・ブラザーズは何回か来てますが、ミーターズは、ファンキー・ミーターズ、オリジナル・ミーターズ含め、初ですね。だから、絶対に観た方がいいですよ。シンコペートしまくる、あの独特のリズムを体感してほしいですね。アラン・トゥーサンが言うところの「千のリズムを持つ地」ニューオーリンズのファンクの真髄を是非ともこの機会に。これ逃したら、もう次はないかもしれないですよ。

宮治:ファンクの王者ですからね。

道島:ジェフ・ベックいわく、70年代に多くのロックバンドが、ミーターズのドラムをどうにかして再現しようと格闘してたみたいですよ。最近のバンドですと、やはりレッド・ホット・チリ・ペッパーズですね。『Rejuvenation』が彼らの楽屋で流れていたの何度も聴いたことありますよ。あと「Africa」ってナンバーがあるんですが、レッチリは「Hollywood」というタイトルで歌詞変えてやってますしね。だから、ファンクをやるミュージシャンにとっては、ミーターズは絶対に避けては通れない存在なんですよ!

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ファンキー・ミーターズ The Funky Meters│来日情報

7/23 Thu. SHIBUYA-AX
詳しくは SHIBUYA-AX