遂に発売となったトム・ウェイツ アサイラム・イヤーズ紙ジャケットコレクション。
紙ジャケの魅力のひとつとして、ワーナーミュージック(当時:ワーナー・パイオニア社)からの
国内盤LPの発売時の帯を再現しましたが、今回はこの帯に注目した豆知識をお届け致します。
トム・ウェイツ紙ジャケットCD7タイトルを並べると
同じようなデザインの帯が4枚あることにお気づきでしょうか?
『クロージング・タイム』、
『土曜日の夜』、
『娼婦達の晩餐~ライヴ』、
『スモール・チェンジ』
の初期4作品の帯が同じシリーズのデザインとなっています。
さて、ここで問題です。
これらの作品の帯が類似したデザインとなっている理由は
次のうちどれでしょうか?
A.同時期にまとめて国内盤発売を発売したため。
B.当時アサイラムレーベルから規制があった為。
C.リリース当時の技術ではこのパターンしか印刷できなかった為
A.同時期にまとめて国内盤発売を発売したため。
トム・ウェイツは1977年の1月に最初の来日公演を行ないましたが
その来日前(1976年11月25日)に、『スモール・チェンジ』の
国内盤LPが"来日記念盤"として、またそれまでのアルバム3作品も
同時期(1976年10月25日)にそれぞれ国内盤が発売されました。
トム・ウェイツの作品は、国内発売メーカーの権利移行等のために
一時期国内盤がリリースされない時期がありましたが、ようやく
この来日のタイミングで全作品(当時の4作品)が国内盤としてめでたく揃うに至りました。
今回の紙ジャケットCDではその当時の帯を再現しています。
ちなみに、その来日記念盤となった『スモール・チェンジ』の
1曲目が名曲「トム・トラバーツ・ブルース」です。
この名曲の当時のカナ表記は「トム・トルバーツ・ブルース」でしたが、
紙ジャケットCDの帯ではその表記も再現しています。
またその他のキャッチコピー等に関しても、
当時からのリスナーには懐かしく、また
当時を知らないリスナーには新鮮な帯の表記、
ぜひこの紙ジャケットで楽しんでくださいね。
なお、当時の来日公演は次の日程で行われました。
<1977年1月>
8日&9日 東京
11日 札幌
12日 仙台
14日 名古屋
15日 大阪
16日 京都
17日 福岡
18日 岡山
20日 金沢
21日 横浜
22日 東京
しばらく来日公演が実現していないトム・ウェイツですが、
当時はたくさんの都市を回ってくれたことが分かりますね。
次回の豆知識もお楽しみに。