Renaud Capuconルノー・カピュソン

Profile

1976年、フランスのシャンベリ生まれ。14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ジェラール・プーレ等に師事。
1992年に室内楽の、1993年にヴァイオリンのプルミエ・プリを獲得。その後ベルリンでトマス・ブランディスに、続いてアイザック・スターン等に師事。
1998年から2000年まで、故クラウディオ・アッバドの指名によってグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターを務め、その間、ピエール・ブーレーズ等の指揮者の元で研鑽を積んだ。

その後ソリストとして、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ボストン交響楽団、パリ管等、世界中の主要オーケストラや指揮者と共演。室内楽にも積極的で、弟のチェロのゴーティエのほか、アルゲリッチ、バレンボイム、ピリシュ、グリモー、マイスキーら錚々たるアーティストと共演し、ルツェルン・フェスティバルやヴェルビエ音楽祭の常連となっている。

現在の使用楽器は、スイス・イタリア銀行がカピュソンのために購入した1737年製のグァルネリ・デル・ジェス「パネット」。これはアイザック・スターンが約半世紀にわたって使用し、その録音のほぼすべてにおいて使用した楽器である。

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