Jean-Guihen Queyras, Alexandre Tharaudジャン=ギアン・ケラス、アレクサンドル・タロー

Profile

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 1967年、モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。
 1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、欧米の主要ホールでリサイタルを行っている。優れた室内楽奏者としても知られ、2002年にA.ヴァイトハース(vn)、D.ゼペック(vn)、T.ツィンマーマン(va)とアルカント・カルテットを結成。これまでに無伴奏作品、協奏曲を含む多数のCDをリリースしている。
 使用しているチェロは1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。

アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 1968年生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。
 1989年、ミュンヘン国際コンクールにおいて第2位を獲得し、以後国際的な演奏活動を展開している。
現代フランスを代表するピアニストの1人で、特に優れたCD録音に注目が集まっている。近年ではハルモニア・ムンディやエラートのアーティストとして、多くの録音を行い、ディアパソン、フォノ・フォルム、クラシカ、モンド・ドゥ・ラ・ミュジクをはじめとするヨーロッパの主要音楽誌上で絶賛を博している。リサイタル・ピアニストとして各地のオーケストラとの共演やフェスティバルへの出演はもちろん、意欲的なプログラムによる演奏会で常に注目を集めている。また、ソロ・ピアニストとしてだけでなく、チェリストのジャン=ギアン・ケラスとのデュオでコンサートやレコーディングなどを行い、2008年には来日コンサートも実施している。

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