Joss Stoneジョス・ストーン

Profile

2003年、わずか16歳の才能溢れたシンガーがベティ・ライトのプロデュースのもと 「ザ・ソウル・セッションズ」 でデビューした。
ベティ・ライトも13歳という若さでデビューし、 ”Claen Up Woman” 、 ”Girl Can't Do What the Guys Do” などのヒットを飛ばし、グラミー賞も受賞したソウルシンガーである。 そんな彼女が発掘、プロデュースまで関わった。ジョス・ストーン、まだあどけなさが残る彼女がデビュー作としてリリースしたのはオリジナル・アルバムではなく、 60年代から70年代のあまり知られていないソウル・ナンバーをカヴァーしたカヴァー・アルバムだった。
オリジナル・アルバムのレコーディング中に歌ったカヴァー曲の出来があまりにも素晴らしかったため、プロデューサーであるベティがソウル全盛期のミュージシャン達を集結させて制作。 結果、同作品は全世界で500万枚以上を売り上げる異例のヒットを記録し、2005年度グラミー賞の “Best New Artist” 、 “Best Female Pop Vocal” 、 “Best Pop Vocal” にノミネートされた (2007年にBest R&B Performance by a Duo or Group with Vocals部門でグラミー賞を初受賞) 。
そんな彼女が約9年ぶりに 「ザ・ソウル・セッションズ」 の第2弾をリリースする。 第2弾のタイトルは続編ということもあり、 『ザ・ソウル・セッションズ・ボリューム2』 と題され、同じく60年代から70年代の楽曲を中心にセレクトされている。

昨年亡くなったシルヴィア・ロビンソンの代表曲 “Pillow Talk” や、ハニー・コーンの “While You're Out Looking For Sugar” 、デルズの “The Love We Had” などを収録。 また第1弾では、往年のソウル・ミュージックに混じってホワイト・ストライプスの “Fell In Love With A Girl” をカヴァーし話題を呼んだが、 今作でもインディ・ロックのブロークン・ベルズが2009年に発表した “The High Road” をカヴァーしている。 第1弾同様に大御所シンガーのベティ・ライトがサポート。また今回はアイズリー・ブラザーズのアーニー・アイズリーら大物ミュージシャンが参加。

ジョス・ストーンは現在までに5枚のオリジナル・アルバムをリリース。
デビュー・アルバム 『ザ・ソウル・セッションズ』 、初めて彼女のオリジナル曲が収録され、 全世界で400万枚以上売り上げた 『マインド、ボディ&ソウル』 (2004年)、 『イントロデューシング・ジョス・ストーン』 (2007年) 、 『カラー・ミー・フリー』 (2009年) 、 自身のレーベルStone’d Recordsを立ち上げてリリースした 『エル・ピー・ワン』 (2011年) 、全世界でアルバム総セールが1200万枚以上を誇る。
英BBCによると、ストーンは24歳にしてイギリスにおける最も裕福な若手ポップスターと報じられ、ヒート誌調べによる、 2011年度のイギリスの30歳以下の長者番付ではジョス・ストーンは12位にランクイン (アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーが13位、アデルが16位、 フローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチが29位) 。昨年、2人の男性が彼女を狙った強盗殺人を計画していたとして逮捕され話題となった。

また、かのミック・ジャガーが “ニコチンが彼女の声によくない” と喫煙を辞めさせようとしとことも話題となった。
彼女が手巻き煙草を吸うのを見て、ミックがものすごいパニックになったと報道された。 ミック・ジャガーは彼女のヴォーカルに魅了された一人であり、キャリア50周年を迎えた彼が50年間で初となる別バンド結成したことで話題を呼んだ、 スーパーヘヴィに初めに声をかけたのがジョスであった。 過去、エルトン・ジョン、サンタナ、ハービー・ハンコック、リンゴ・スターなどの作品に参加。また、ジェームス・ブラウン、ギター・レジェンド、 ジェフ・ベック、ロビー・ウィリアムズとのセッションなど多くの著名アーティストから彼女は愛されている。

ジョスは2006年には映画 『エラゴン 』のアンジェラ役で女優としてもデビュー、世界最大の動物権利擁護団体である 「動物の倫理的扱いを求める人々の会」 (通称PETA)の 『世界一セクシーなベジタリアンリスト』 に選出されるなど、見た目の美しさも評判となる。英米のテレビ・ドラマやテレビ映画にもたびたびゲストとして出演している。

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