Kate and Anna McGarrigleケイト&アンナ・マッガリグル

Profile

カナダ、モントリオール出身のケイト(1944生)とアナ(1946生)のマッガリグル姉妹によるフォーク・デュオ。
両親からの影響で早くからピアノ、ギター、バンジョーを始める。英仏二言語文化圏で育ち、 隣国アメリカのロックンロールと英仏のトラディショナル音楽がミックスで姉妹の中に入り込んだため、 64年頃から作り始めた自作曲はユニークで、二人の美しいハーモニーと相まって高い評価を受けた。

60年代中期から地元でバンド活動をしいていたが、70年代に入るとケイトはニューヨークに出て行きヴィレッジなどのライヴ・ハウスなどで活動、 地元のミュージシャンとのコネクションも出来ていった。
71年ケイトはアメリカのシンガー・ソングライター、ラウドン・ウェインライト3世と結婚(のちに離婚)、 二人の間にその後ミュージシャンとなるルーファス・ウェインライトとマーサ・ウェインライトが生まれる。

1974年リンダ・ロンシュタットがアナ作の「ハート・ライク・ア・ホィール」を取り上げた事がきっかけとなり姉妹はワーナー・ブラザーズ・レコードと契約、 75年、77年、78年にアルバムをリリース、素朴だが、親しみのわくメロディ、フォークのルーツに根ざしたすっきりとした音作りは好感を持って受け入れられた。 ワーナーを離れ80年代に入っても数多くのアルバムを発表しファンを喜ばせた。ケイト・マッガリグルは2010年癌のため死去。享年63歳。

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS