Randy Newman ランディ・ニューマン

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現代アメリカ音楽界における最高のソングライターにして最も偉大なストーリー・テラーが現代に聴かせ問う、皮肉とペーソス、ユーモアが入り乱れた21世紀の歌物語――プーチンからケネディ兄弟、サニー・ボーイ・ウィリアムソンまでもが登場する新作完成!

2017.8.4

現代アメリカ音楽界における最高のソングライターにして最も偉大なストーリー・テラー:ランディ・ニューマン。 グラミー賞のみならず、今やアカデミー賞やエミー賞の常連でもある彼が、2008年の『HARPS AND ANGELS』以来、約9年振りとなる新曲満載のアルバムを完成させた!

今年1月20日、アメリカの現大統領の就任式のタイミングで、「A Few Words In Defense Of Our Country」(自国を弁護するための一言)を7インチ・アナログ・レコードでリリースしたランディー・ニューマン。この曲は元々2008年の前作に収録され、2007年のニューヨーク・タイムズの社説にも歌詞の一部が掲載されたこともあったが、その歌詞は、まるで現代のアメリカを予見したかのようだと一部で話題を集めたという。

米国を描きつつも、その影の部分にもしっかりとスポットライトをあて、ジョークとアイロニー、そしてユーモアを織り交ぜた独特の作風で知られている彼だが、その視点の鋭さと語り口の辛さはこの新作でも、少しも衰えてはいない。むしろより冴えわたっているかも知れない。

アルバムの1曲目を飾るのは、進化論の存在について議論する科学者と狂信者、そして聖歌隊をフィーチャーした9分間にも及ぶミュージカル大作「The Great Debate」。そこに続くのは、ピッグス湾事件前のJFケネディとロバート・ケネディ兄弟との会話を妄想した「Brothers」(その歌詞の中でJFKはキューバの歌姫Celia Cruzを案じている)、そして思わずにやりとせざるを得ない、荘厳でコミカルな「Putin」(勿論ロシアの大統領についての曲)。さらには、本家サニー・ボーイ・ウィリアムソンが、自分の名前を無断で借用した若者が、ブリティッシュ・インヴェイジョンが巻き起こる時代に大きな成功を収めていく様を天国で知るという「Sonny Boy」(ちなみにこれは実話に基づいている)など、著名な人物が登場する曲も含まれている。

Putin(Official Video)
https://youtu.be/6Ya-FGHdBso


プロデュースを手掛けたのは、ミッチェル・フルームと、ランディの幼馴染であり、ワーナー/リプリーズの黄金期をつくり上げた伝説の音楽プロデューサー:レニー・ワロンカー、そしてデヴィッド・ブーシェ。

現代アメリカ音楽最高のソングライターが、今を生きる、そして10年後に本作を聴く人たちに聴かせ問う、21世紀の歌物語。10年後に改めて聴いてみた時、人々は本作をどう感じるのか――興味深い課題が人類に与えられた。


『DARK MATTER』
品番:7559.794033
01. The Great Debate
02. Brothers
03. Putin 
04. Lost Without You
05. Sonny Boy
06. It’s a Jungle out There(V2)
07. She Chose Me
08. On the Beach
09. Wandering Boy

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