Vilde Frangヴィルデ・フラング

Profile

この上なく美しいサウンド、超絶技巧で定評のあるヴィルデ・フラングは常に進化を続け、世界中の音楽シーンから引く手あまたである。2012年には全会一致でクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞、ルツェルン音楽祭でベルナルト・ハイティンク指揮ウィーン・フィルとの共演につながった。
ウィーン・フィルの他には、フィルハーモニア管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、オランダ放送フィル、オスロ・フィル、マーラー・チェンバー管、パリ管、バイエルン放送響、NHK響などと共演。16年5月にはサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルにデビュー。
室内楽奏者としても熱心に活動しており、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルツェルン、BBCプロムス、ラインガウ、ロッケンハウス、エネスコ、プラハの春などの音楽祭にも定期的に登場、2016年のメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭ではアーティスト・イン・レジデンスも務める。
1986 年ノルウェー生まれ。12歳でマリス・ヤンソンス指揮のオスロ・フィルにデビュー。コーリャ・ブラッハー、アナ・チュマチェンコに師事。ボルレッティ=ブイトーニ基金から奨学金を得、内田光子からも音楽的サポートを受けたほか、アンネ=ゾフィー・ムター財団の奨学金も受けた。
使用楽器は、1864年製のジャン=バティスト・ヴィヨーム。

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