Serj Tankianサージ・タンキアン

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本人プロデュースによる3作目となるソロ・アルバム『切腹(原題: HARAKIRI)』を7月11日に発売(USは7月10日)!

2012.4.19

シンガーであり、ソングライターであり、数々の楽器をこなす詩人/政治的活動家/システム・オブ・ア・ダウンのフロントマン、サージ・タンキアンは、現在LAにある彼のスタジオ、SERJICAL STRIKE STUDIOSにて、3枚目となる最新ソロ・アルバム『切腹(原題: HARAKIRI)』を完成させた。この最新作は、7月11日、WARNER MUSIC JAPANより日本盤発売を予定している(USではSERJICAL STRIKE/REPRISE RECORDSより、7月10日に発売)。4月後半にはサージのオフィシャル・ホームページ(WWW.SERJTANKIAN.COM)にて、ファースト・シングルとなる楽曲「フィギュア・イット・アウト」のティーザー・ビデオが公開される予定だ。

日本語で“尊厳ある自殺”を意味するハラキリ(切腹)と名付けられたこの最新作は、システム・オブ・ア・ダウンのフロントマンによる、2010年の作品『インパーフェクト・ハーモニーズ』に続く作品となり、また彼にとって3枚目のソロ・アルバムとなっている。2007年の『エレクト・ザ・デッド』、そして『インパーフェクト・ハーモニーズ』同様、サージ本人のプロデュースの下、ロサンゼルスにある彼のスタジオ、SERJICAL STRIKE STUDIOSにてレコーディングされた。今作の制作において、サージは今までとはちょっと違ったやり方で楽曲を書いていったという。「AppleのiPadを作曲用の楽器として使ったんだ。そこで作った曲が3曲このアルバムにも収録されている。予想もしないような結果を手に入れるためには、今までとは違うやり方で自分自身を試してみなくちゃならないからね」。また、今作にはサージのツアー・バンド、The F.C.C.(ギターはダン・モンティ、ベースはマリオ・パグリアルーロ、そしてドラムはトロイ・ザイラー)がレコーディングに参加。ダン・モンティはサージと共に共同ミックス/エンジニアとしてもクレジットされており、また、マスタリングはMETALLICAやRED HOT CHILLI PEPPERS、KANYE WESTなどを手掛けるヴラド・メラーが手掛けている。

今作に収録される楽曲は、下記の通り。
<<収録楽曲>>
1. Cornucopia / 豊穣の角
2. Figure It Out / フィギュア・イット・アウト
3. Ching Chime / チン・チャイム
4. Butterfly / バタフライ
5. Harakiri / 切腹
6. Occupied Tears / オキュパイド・ティアーズ
7. Deafening Silence / デフニング・サイレンス
8. Forget Me Knot / フォーゲット・ミー・ノット
9. Reality TV / リアリティTV
10. Uneducated Democracy / アンエデュケイテッド・デモクラシー
11. Weave On / ウィーヴ・オン


この最新作の大半は2011に書き上げられているのだが、「今までで最も忙しく、最も創造意欲に満ちた年だったね」とサージが語る通り、この年はワイドレンジな才能を持つミュージシャン、サージにとって非常に忙しい年だったという。2月には彼が作曲を手掛けたロック・ミュージカルPrometheus BoundがボストンはハーバードにあるOberon Theaterで初演されてもいる。また同じ年に彼にとって2冊目となる詩集『Glaring Through Oblivion』も出版した。同時にシステム・オブ・ア・ダウンとして大陸を横断してのツアーを行い、アルメニアではOpera Orchestraとの共演によるコンサートも開催、この時、政治集会にも参加し、非営利大会を主宰、また、彼の生まれ故郷であるレバノンで初めてのコンサートをLebanese National Symphony Orchestraと共に行ってもいる。アメリカに戻った後も、彼は4枚のアルバム分の楽曲を書き上げていったのだ。この4枚のアルバムとは、ジャズ・アルバム、彼の友人でもあるMINDLESS SELF INDULGENCEのジミー・ユリーンと共に作ったエレクトロニック・アルバム、ORCAと題されたクラシカル・シンフォニー・アルバム、そして7月にいよいよ発売となる、新たなるロック・アルバムの事だ。

「2011年は火事から始まった。NEW ZEALANDにあるPihaというエリアにいる子供たちが花火で遊んでいて、その火が俺の近所の家に飛び移り、その周辺全部を焼き尽くしたんだ。その時、この年はとんでもない年になるなって予感がしたんだけど、まさしくそうなったね」とサージは言う。「それから5日もたたないうちに、世界中でとんでもない数の鳥や魚が死に始めている、というニュースが飛び込んできた。そういった兆しが、俺にある効果を与えたんだ。地球上の様々な生き物がハラキリ(切腹)をしてるんだ。彼らは、俺達が知らないような来たるべき出来事、もしくは現代の環境の継続性の危機的なものを感じているのかもしれない。この日から、俺はこの作品を書き始めたんだ」。

様々な種がかなりの規模で自らを根絶させている、というその象徴性がサージの感情を大きく揺さぶり、その象徴がこの最新作全体の根底にある一つのテーマとなっているという。そのアイデアを持って実際に曲作りに入り、混乱に満ちた一年の全てを取り入れながら、全く新しいアルバムを作り上げたのだ。「ソロ・アーティストとして俺が今まで発表してきた作品とは違うアルバムだね。疾走感にあふれているし、パンク的な要素もある。ゴスやエレクトロニックからの影響もあるし、それらがあの80年代のヴァイヴと混ざり合っているんだ。ダイナミックなヘヴィ・ロックだけど、壮大なメロディに満ちた曲が詰まっている。歌詞的には、個人的なものから政治的なもの、哲学的なもの、精神的なもの、それにユーモアや愛といったテーマをまとめあげたものになっているよ」

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