THE CULTザ・カルト

Profile

ヴォーカルのイアン・アストベリー、ギターのビリー・ダフィーを中心に1984年、ロンドンで誕生したのがザ・カルトだが、もともとはサザン・デス・カルトという名で、当時盛り上がりつつあった<ゴシック/ポジティヴ・パンク>の注目株としてデビューを飾る。シスターズEオブ・マーシーやミッションといったグループたちと共にシーンを賑わせるが、その後、メンバー交代などを経てザ・カルトとシンプルな名前となってベガーズ・バンケットと契約。
ネイティヴ・アメリカンの考え方やドアーズのジム・モリソンの音楽性から影響を受けたイアンのパフォーマンスやヴォーカルは個性的でカリスマ的な人気を獲得するが、だんだんとアメリカのシーンに活動拠点を移し、リック・ルービン、ボブ・ロックといった大物プロデューサ[を起用して『エレクトリック』や『ソニック・テンプル』といった大ヒット・アルバムを連発。さらにエアロスミスやメタリカといったビッグネームたちとのツアーを繰り返しながら知名度を広げていった。
また近年、イアンはドアーズの残ったメンバーたちによって結成されたグループ、ライダーズ・オン・ザ・ストームのヴォーカルに迎え入れられ、あのジム・モリソンの代役を務めたりもして話題となった。

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