内田裕也

Profile

永遠のロックン・ローラー。日本のロックシーンに多大な影響を与え続け、タイガース、フラワートラベリングバンド、クリエイション等数々のバンドをプロデュース。1973年より大晦日に開催している「NEWYEARS WORLD ROCK FESTIVAL」(当初の名称は「NEWYEAR ROCK FESTIVAL」)はその遺志を継ぎ2022年に50周年を迎えた。
映画では1977年、「不連続殺人事件」で鮮烈主演デビュー。その後、制作、脚本、主演した「あぁ、女たち猥歌」、「水のないプール」、「10階のモスキート」、「コミック雑誌なんかいらない」の4本がその年の日本映画ベスト10に選ばれるという快挙を成す。1986年の「コミック雑誌なんかいらない」はキネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン特別賞はじめその年の映画賞を独占。カンヌ映画祭でも絶賛されニューヨーク近代美術館、リンカンセンター、ロサンジェルス、ロンドンでも上映される。NYタイムズでは異例の3回にわたり特集記事が組まれた。「10階のモスキート」では崔洋一監督、「コミック雑誌なんかいらない」では滝田洋二郎監督という現在の日本を代表する映画監督を輩出している。
その後も「戦場のメリークリスマス」、「ブラックレイン」、「座頭市」、「魚からダイオキシン」、「エロテックな関係」、「赤目四十八滝心中未遂」等で強烈な存在感を示す。2009年には文芸春秋より芥川賞作家モブノリオ氏とコラボレートした「JOHNNY TOO BAD」、白夜書房より近田春夫氏プロデュースの「俺は最低な奴さ」を刊行。2012年、内田裕也が内田裕也を演じたスニッカーズのCMが話題になり好評を得た。2013年、9月、ワーナーミュージックより「ロックンロール放送局」、「ロックンロールカーニバル」、「ア・ドッグ・ランズ」、「さらば愛しき人よ」、「コミック雑誌なんかいらない」が再リリース。

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