「エヴリシング」ビデオ・クリップには元ネタがあった!

まっすぐに伸びる道を歩きながら「エヴリシング」を歌うアラニスに、
いろいろな人が登場してアラニスと様々な形でかかわっていく様を、
正面から捕らえた映像で見せるストーリーとなっていますが、このアイデア、
実は元ネタがあるのです。
それはスペインのポップ・バンド、Jarabe de Paloの「Bonito」という曲のビデオ。
マヴェリック・レコーズでアラニスを発掘した張本人、ガイ・オシアリーが、
アラニスにこのビデオを見せたところ非常に気に入り、「エヴリシング」のビデオに
アイデアを借用することを思い立ったそうです。
そこでガイがこのビデオを作ったチーム全員をハリウッドに呼び寄せ、
「エヴリシング」のビデオが完成したということです。
もちろん、オリジナルのJarabe de Paloも公認で、メンバーのPau Donesが
「エヴリシング」のビデオに登場しています。
そのシーンは2ヶ所あって、冒頭のアラニスの髪を切る男と、アラニスに「Thank You」と
書かれた紙を渡す男がそれ。
またスペインでは「エヴリシング」を彼のテレビ番組でプレミア・オンエアするなど、
このことを名誉としてとらえているようです。