収録：イタリア レッジョ・エミリア

●出演：アレクサンデル・マルコフ（ヴァイオリン）
映像監督：ブリュノ・モンサンジョン

●パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、超絶技巧を誇る現代のヴィルトーゾ マルコフが繰り出す音楽の魅力を、自身もヴァイオリニストであるモンサンジョンが余すところなく映像化しています。マルコフは、ワーナークラシックからＣＤを３枚リリースしている実力派のヴァイオリニストで、この映像の一部は、既発売ＤＶＤ「アート・オブ・ヴァイオリン」（WPBS-95016)にも収録されています。

●作曲家パガニーニは、自身が超人的な演奏によって神話として語り継がれる天才ヴァイオリニストであり、おのずとその曲は超絶技巧のヴァイオリニストでなくては弾きこなせない難曲が揃っています。その中でもこの「24の奇想曲」は有名で、このうち数曲をシューマン、リストがピアノ用の練習曲に改作しています。

●映像監督のブリュノ・モンサンジョンは、前述作品のほか、リヒテル：〈謎（エニグマ）〉～甦るロシアの巨人(WPBS-95019)、太陽への窓／ダヴィッド・オイストラフ(WPBS-95020）や、ピアニスト グレン・グールド等の映像作品で知られる世界的なフランスの映像作家です。

●『アレクサンデル・マルコフは、間違いなく最も華やかで音楽性のあるヴァイオリニストの一人だ。彼は、世界中の音楽ファンにそして我々の時代のヴァイオリンの巨匠の記録に、必ずやその名を残すだろう。… ブリュノ・モンサンジョンによるこの壮大な映画「パガニーニ：24の奇想曲」がその証明だ。』ユーディ・メニューイン

●『かつて私は、テレビで彼の「パガニーニ：24の奇想曲」の演奏を聞く事ができた。世界中の彼の同世代における最も興味深い若手ヴァイオリニストの一人だと確信した。』ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ


●『最近では最も刺激的なヴァイオリン・リサイタルだった…マルコフ氏は、激しい感情を込めて、現代のヴァイオリン奏法では失われてしまった全てのものを兼ね備えた見事な演奏をした。どこかで、ミシャ・エルマンが微笑んでいるだろう。』ニューヨーク・タイムズ紙

作品時間： 88分／1989年作品／片面2層／画面サイズ4：3
音声：リニアPCMステレオ／字幕：1 日本語 2 英語