フランス音楽会の若き貴公子、アモリ・ヴァッシーリ。 2009年にデビューして以来、数々のアルバムをリリースしてきた彼だが、ここ日本でも、ライヴ・イマージュに2年連続出演し、その天性のテノール・ヴォイスとチャーミングなルックスで、多くのファンのハートを惹きつけています。

その彼の最新スタジオ・アルバムが到着した。初期3作、『VINCERO』（2009年）、『CANTERO』（2010年）、『UNA PARTE DI ME』（2012年）はクラシック・クロスオーヴァー、そして続く『AMAURY VASSILI CHANTE MIKE BRANT』（2014年）、『CHANSONS POPULAIRES』（2015年）がシャンソンやフレンチ・ポップスへのオマージュがテーマとなった作品でしたが、今回リリースとなる通算6作目のスタジオ・アルバムは、『AMAURY』と彼のファースト・アルバムがタイトルとなっているように、今年キャリア10年目を迎える“アモリ・ヴァッシーリの音楽性のすべて”を総括するような作品となっています。 

クラシックからポップス、シャンソンまで幅広く自分の”声”としている彼ですが、本作『AMAURY』では、歌を通して自分自身を表現したかったとも語っています。そんな彼をサポートするのは、フランスのポップス・シーンで活躍する彼と同世代のアーティストSlimane。彼は、アモリの為にアイディアや音楽的ヴィジョンを持ちより、アルバムの幕開けを飾るファースト・シングル「Tout」を含む3曲を今作に提供していまう。この他、Celine DionやChristophe Willemなどのナンバーを手掛けているWilliam Rousseauや先述のSilmaneなどが名を連ねているのに加え、アモリ自身もソングライティングに参加しており、歌詞の部分では英詞にもチャレンジしています。ちなみに彼がポップス・ナンバーの歌詞を手掛けるのは今回が初めてだそう。新曲の中には、ベートーヴェンの第9をモチーフに取り入れた「Once Upon A Time」も収録されており、彼のクラシカルなテノールの魅力を存分に味うことができます。 

ファースト・シングルとなるのは、フランス語で“すべて”を意味する「Tout」。

Tout（Lyrics Video）

https://youtu.be/sRv_A1y9_sA

この他、フランスで1988年にTOP3となったThierry Mutinの「Sketch Of Love」のカヴァーや意外な所では、あのEuropeの世界的大ヒット・ナンバー「Final Countdown」のアモリ・ヴァージョンも！ 

クラシックからポップス、シャンソン、そしてロックにまで広がった音楽性、そしてよりパーソナルな色合いを含む歌詞――大人の男性としての魅力も増し、その音楽性と声に一層の広がりと深みを持つようになった、アモリ・ヴァッシーリ。「このアルバムのテーマは、このパワフルな声なんだ。曲によってさまざまに変化していてもね」そう語る、アモリ・ヴァッシーリの今のすべてが、この最新作『AMAURY』に・・・！

『AMAURY』

品番 9029.566753
輸入盤発売日 2018/07/06

【収録曲】
01. Tout 
02. Sketch of Love 
03. Dans le miroir 
04. Once Upon A Time 
05. Encore 
06. Ce soir 
07. Le commun des mortels 
08. La passion 
09. The Final Countdown 
10. Pour les autres 
11. Virage 
12. J'ai cherché
13. 12 septembre 
14. Sunday Morning (Bonus Track) 
15. Back Home (Bonus Track)