androp

News

androp、新曲「Shout」がTBS系金曜ドラマ『家族狩り』の主題歌に決定!

2014.6.19

andropの新曲「Shout」が、7月4日よりスタートするTBS系金曜ドラマ『家族狩り』(夜10時放送)の主題歌に決定した。andropの楽曲がドラマ主題歌に起用されるのは、昨年の「Voice」に続き、今回が二度目。

『家族狩り』(新潮文庫版 全五部作)は、「悼む人」で直木賞を受賞した天童荒太が、2004年に発表し、120万部のベストセラーとなった不朽の名作ミステリー。家族とは何か、生きるとはどういうことか、という根源的な問いに真正面から挑んだ長編小説は、多くの人に衝撃を与えた。
ドラマ化にあたり、現代の家族や社会に惑う群像の中に、人間の醜さ、悲しさ、気高さ、そのすべてが描かれた至高の物語が完成。主演を松雪泰子が務める。

金曜ドラマ『家族狩り』オフィシャルサイト
http://www.tbs.co.jp/kazokugari/

主題歌に起用された「Shout」は、andropがドラマの脚本に沿って書き下ろした新曲。
繰り返す日常の中で鬱積していく不条理な現実に惑い、もがきながら、それでも前へ進もうとする。声にならない心の「叫び」が激情的に展開していく、儚くも美しいロックナンバーが完成した。

本日よりGyaO! にて、「Shout」のレコーディング・セッション映像が2週間限定公開されているので、是非チェックしよう。

GyaO! androp「Shout」レコーディング・セッション
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00107/v09497/v0947100000000539058/

今回の「家族狩り」という番組は、内容的にかなり突っ込んだ人間ドラマであり、ミステリーでもあります。原作にも描かれているハードな描写もあり、骨太な作品になっております。主題歌が肝になるなと考えていました。

そして今回、主題歌をandropさんに書き下ろしていただくというチャンスをいただきました。

内澤さんの透明感のある声、そして楽曲、演奏のクオリティの高さ、その全てが作品に命をあたえてくれるんだと、とても興奮いたしました。

撮影中に内澤さんと何度か直接お会いして、作品のテーマや内容をお話しさせていただき、台本や、編集した映像も見ていただきました。内容に共感していただいた内澤さんから、この歌はこの作品のためにあるべきであるという言葉をいただき、内澤さんの「家族狩り」に対する愛情や熱意を直接感じることができました。

そして、われわれの元に届いた「Shout」

歌詞の内容も作品のテーマや登場人物に感情移入されていて、内澤さんの息吹から始まる歌にも魂をゆさぶられました。

そして、実際に主題歌をいれた形で映像をみたときは、内澤さんの想いが作品に吹き込まれ、この曲で「家族狩り」が完成したんだという高揚感で震えました。

素敵な主題歌ありがとうございました。
andropさんにお願いして良かったと本当に本当に思っています。

ディレクター 坪井敏雄
「Shout」は、小説と脚本を拝見させて頂き制作しました。物語で描かれている「不条理な家族」や、生活の中で巻き起こる「内なる不条理」をテーマに、目には見えない感情や心の叫びを歌と音に込めました。日々生きていると辛く立ち止まってしまう時、叫びたい瞬間は幾度となく訪れますが、そんな人の背中を押せるような力強い楽曲になっています。僕らの大切なこの曲がドラマへさらに彩りを添えられたら嬉しく思います。

androp内澤崇仁
金曜ドラマ『家族狩り』
7月4日スタート 毎週金曜日よる10:00放送(全国TBS系) 
(初回放送は20分拡大のため、~ 11:14まで)

出演:
松雪泰子 伊藤淳史 北山宏光 水野美紀 篠田麻里子 平岡祐太 山口紗弥加 井上真樹夫
秋山菜津子 浅田美代子 財前直見(特別出演) 遠藤憲一

原作:天童荒太『家族狩り 第一部~第五部』(新潮文庫刊)
脚本:大石静 泉澤陽子
演出:坪井敏雄 山本剛義 伊藤雄介
プロデュース:植田博樹 長谷川晴彦(ROBOT)
製作著作:TBS

『悼む人』で直木賞を受賞した天童荒太の不朽の名作ミステリー『家族狩り』を映像化!

『孤独の歌声』『永遠の仔』『包帯クラブ』『悼む人』など、常に「人間とは何か」と作品を通して問い続けてきた天童荒太氏が、1995年に発表、1996年に山本周五郎賞を受賞し、文庫120万部ベストセラーの種子となった大作『家族狩り』。家族とは何か、生きるとはどういうことか、という根源的な問いに真正面から挑んだ長編小説は、多くの人に衝撃を与えた。
そして2004年。天童氏は、書籍版(単行本)の文書を一行たりとも使わないという徹底ぶりで、この作品をあらゆる面において深化させた全五巻の文庫版『家族狩り』を発表。全面的に改稿した文庫版では人間の醜さ、悲しさ、気高さ、そのすべてを描いた。家族や社会に惑う群像たちをさらなる次元まで引き上げ、新たな使命を担う陰影ゆたかな人物を登場させ、より深くより高い物語を完成させた。

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS