今も世界中の歌劇場で聴衆を魅了し続ける、愛と悲恋が美しい旋律で綴られた日本が舞台のオペラを、アレーナ・ディ・ヴェローナの視覚的にも音楽的にも素晴らしいスケールの大きな舞台で！
収録：1983年7月 イタリア アレーナ・ディ・ヴェローナ

●旧品番：WPBS-90218
台本：ジャコーザとイッリカ
演出：ジュリオ・チャザレッテス
美術：ウリッセ・サンティッキ
ビデオ監督：ブライアン・ラージ

アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団
指揮：マウリツィオ・アレーナ

蝶々夫人（蝶々さん）：ライナ・カバイヴァンスカ
スズキ：エレオノラ・ジャンコヴィック
海軍士官ピイカートン：ナッツァレノ・アンティノリ
アメリカ領事シャープレス：ロレンツォ・サッコマニ
ゴロー：マリオ・フェルララ

●イタリア・オペラを代表する作曲家 プッチーニの代表作であり、19世紀末の長崎を舞台とした日本人が主人公のオペラです。プッチーニは、本オペラを作曲するために、着物を着た美しいソプラノ歌手を、半年も自宅に住まわせていたという話もあります。古代遺跡の闘技場で夏に行われる屋外オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナの壮大な舞台で繰り広げられた、優れた演奏による悲劇の愛の物語が収録されています。
●【あらすじ】蝶々夫人は、アメリカの海軍士官ピンカートンと結婚しますが、短い結婚生活のあとにアメリカへと旅立った夫は帰ってきません。ピンカートンとの間に生まれた子供とピンカートンを待ち続けた蝶々夫人が、ようやく再びピンカートンに会えた時には、彼はアメリカ人の妻を伴っていました…。
●本作より、蝶々夫人を演ずるライナ・カバイヴァンスカが歌う有名なアリア「ある晴れた日に」は、既発売DVD:WPBS-95042「ベスト・オブ・オペラ～夢舞台名演集」にも収録されています。