Astor Piazzollaアストル・ピアソラ
Discography
The American Clave Recordings(3Vinyl) / アメリカン・クラーヴェ・レコーディングズ(アナログ3LP盤)【輸入盤】
The American Clave Recordings(3Vinyl) / アメリカン・クラーヴェ・レコーディングズ(アナログ3LP盤)【輸入盤】
2022.06.03 発売/7559.791529
2021年に生誕100周年を迎えた、バンドネオン奏者であり、タンゴの革命児とも鬼才とも称されるアストル・ピアソラが、鬼才プロデューサー、キップ・ハンラハンとのコラボレーションで生み出した晩年の最高傑作シリーズ”アメリカン・クラーヴェ:ピアソラ3部作”が遂に1つに!1980年代にアメリカン・クラーヴェ・レーベルからリリースされた3枚のアルバムを、2009年リマスター音源で収録した3枚組アナログLPコレクションが遂に登場!
■ 2021年に生誕100周年を迎えた、バンドネオン奏者であり、タンゴの革命児とも鬼才とも称されるアストル・ピアソラ(1921-1992)。アルゼンチン・タンゴのスタイルを取りながら、タンゴの中にジャズやクラシックの要素を取り入れ、独特のスタイルを作り上げた彼は、活動もタンゴ奏者・作曲家としてだけでなく、映画音楽や異ジャンルとのコラボレーションなども精力的に行い、タンゴ・フィールドに新しい潮流となるTango Nuevoを作り上げた。
■ 71年の生涯にわたり、数えきれないほどの多くの作品を発表してきたピアソラ。その数多の作品群の中でも、特に最高傑作のひとつと名高いのが、鬼才キップ・ハンラハンが率いるアメリカン・クラーヴェ・レーベルに残した3作のアルバムである。1980年代に発表され、後にノンサッチ・レコーズから再発されたこれらの作品が初めて1つのコレクションとして発売となる。今回リリースとなる本作『ASTOR PIAZZOLLA: THE AMERICAN CLAVE RECORDINGS』はピアソラがアメリカン・クラーヴェ・レーベルからリリースした『TANGO: ZERO HOUR』、『LA CAMORRA: THE SOLITUDE OF PASSIONATE PROVOCATION』そして『THE ROUGH DANCER AND THE CYCLICAL NIGHT (Tango Apasionado)』を全てリマスター音源で収録。いずれの作品もレーベルの創設者であり、また3作のプロデュースを手掛けたキップ・ハンラハンによるオリジナル発売時のライナー・ノーツと新規ライナー・ノーツをブックレットに掲載。この他にもピアソラの自伝の翻訳と注釈を手掛け、ピアソラのアルバムのライナー・ノーツも4作で執筆しているジャーナリスト、フェルナンド・ゴンザレスによる詳細な解説も掲載されている。ちなみにアナログLPはオリジナル発売以来となる待望の復刻となる。
■ 1986年に発表された『TANGO: ZERO HOUR』は1986年5月に、ピアソラが彼のピアソラ五重奏団とともにニューヨークのサウンド・アイディアズ・スタジオで録音したレーベル第1弾作であり、ピアソラ本人がその完成度に満足し「これは、間違いなく、わたしが生涯になしえた最高の録音である。わたしたちは、このレコードに、わたしたちの魂を捧げた。」と語るほど、自他ともに認める傑作である。
■ そして1989年に発表された『LA CAMORRA: THE SOLITUDE OF PASSIONATE PROVOCATION』もハンラハンのプロデュースによるニューヨーク録音の作品である。この作品は、アメリカン・クラーヴェ3部作の最終章、かつピアソラ五重奏団としての最後のスタジオ録音となるが、技術的にはもちろんのこと、精神的にも最高のレベルに達していた活動最末期のピアソラ五重奏団が全身全霊をこめて完成させた作品となった。
■ 同じく1989年に発表された『THE ROUGH DANCER AND THE CYCLICAL NIGHT (Tango Apasionado)』はニューヨークで1987年9月にレコーディングされた作品だが、ラインアップはピアソラの他、フェルナンド・スアレス・パス(ヴァイオリン)、パブロ・シーグレル(ピアノ)、パキー ト・デリベーラ(アルト・サックス/クラリネット)、アンディ・ゴンサーレス(ベース)、そしてロドルフォ・アルチョウロン(ギター)からなるアメリカン・クラーヴェ第2弾にあたる作品で、ウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス』にも使用されるなど、一連のピアソラ・ブームによって数多く発売されたピアソラ作品のなかでも注目度の極めて高い1枚である。
■ プロデューサー、キップ・ハンラハンとピアソラという鬼才同士のコラボレーションによって生み出されたピアソラの最高傑作シリーズ『アメリカン・クラーヴェ:ピアソラ3部作』。晩年のピアソラ自身が『わが最高の作品』と呼ぶ作品群が初めて1つのボックス・セットとして発売となる。
[LP1]
1.Tanguedia III
2.Milonga Del Angel
3.Concierto Para Quinteto
4.Milonga Loca
5.Michelangelo '70
6.Contrabajisimo
7.Mumuki
[LP2]
1.Soledad
2.La Camorra I
3.La Camorra II
4.La Camorra III
5.Fugata
6.Sur: Los Suenos (South: The Dreams)
7.Sur: Regreso al Amor (South: A Return to Love)
[LP3]
1.Prologue (Tango Apasionado)
2.Milonga for Three
3.Street Tango
4.Milonga Picaresque
5.Knife Fight
6.Leonora's Song
7.Prelude to the Cyclical Night, Pt. 1
8.Butcher's Death
9.Leijia's Game
10.Milonga for Three (Reprise)
11.Bailongo
12.Leonora's Love Theme
13.Finale (Tango Apasionado)
14.Prelude to the Cyclical Night, Pt. 2
■ 71年の生涯にわたり、数えきれないほどの多くの作品を発表してきたピアソラ。その数多の作品群の中でも、特に最高傑作のひとつと名高いのが、鬼才キップ・ハンラハンが率いるアメリカン・クラーヴェ・レーベルに残した3作のアルバムである。1980年代に発表され、後にノンサッチ・レコーズから再発されたこれらの作品が初めて1つのコレクションとして発売となる。今回リリースとなる本作『ASTOR PIAZZOLLA: THE AMERICAN CLAVE RECORDINGS』はピアソラがアメリカン・クラーヴェ・レーベルからリリースした『TANGO: ZERO HOUR』、『LA CAMORRA: THE SOLITUDE OF PASSIONATE PROVOCATION』そして『THE ROUGH DANCER AND THE CYCLICAL NIGHT (Tango Apasionado)』を全てリマスター音源で収録。いずれの作品もレーベルの創設者であり、また3作のプロデュースを手掛けたキップ・ハンラハンによるオリジナル発売時のライナー・ノーツと新規ライナー・ノーツをブックレットに掲載。この他にもピアソラの自伝の翻訳と注釈を手掛け、ピアソラのアルバムのライナー・ノーツも4作で執筆しているジャーナリスト、フェルナンド・ゴンザレスによる詳細な解説も掲載されている。ちなみにアナログLPはオリジナル発売以来となる待望の復刻となる。
■ 1986年に発表された『TANGO: ZERO HOUR』は1986年5月に、ピアソラが彼のピアソラ五重奏団とともにニューヨークのサウンド・アイディアズ・スタジオで録音したレーベル第1弾作であり、ピアソラ本人がその完成度に満足し「これは、間違いなく、わたしが生涯になしえた最高の録音である。わたしたちは、このレコードに、わたしたちの魂を捧げた。」と語るほど、自他ともに認める傑作である。
■ そして1989年に発表された『LA CAMORRA: THE SOLITUDE OF PASSIONATE PROVOCATION』もハンラハンのプロデュースによるニューヨーク録音の作品である。この作品は、アメリカン・クラーヴェ3部作の最終章、かつピアソラ五重奏団としての最後のスタジオ録音となるが、技術的にはもちろんのこと、精神的にも最高のレベルに達していた活動最末期のピアソラ五重奏団が全身全霊をこめて完成させた作品となった。
■ 同じく1989年に発表された『THE ROUGH DANCER AND THE CYCLICAL NIGHT (Tango Apasionado)』はニューヨークで1987年9月にレコーディングされた作品だが、ラインアップはピアソラの他、フェルナンド・スアレス・パス(ヴァイオリン)、パブロ・シーグレル(ピアノ)、パキー ト・デリベーラ(アルト・サックス/クラリネット)、アンディ・ゴンサーレス(ベース)、そしてロドルフォ・アルチョウロン(ギター)からなるアメリカン・クラーヴェ第2弾にあたる作品で、ウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス』にも使用されるなど、一連のピアソラ・ブームによって数多く発売されたピアソラ作品のなかでも注目度の極めて高い1枚である。
■ プロデューサー、キップ・ハンラハンとピアソラという鬼才同士のコラボレーションによって生み出されたピアソラの最高傑作シリーズ『アメリカン・クラーヴェ:ピアソラ3部作』。晩年のピアソラ自身が『わが最高の作品』と呼ぶ作品群が初めて1つのボックス・セットとして発売となる。
[LP1]
1.Tanguedia III
2.Milonga Del Angel
3.Concierto Para Quinteto
4.Milonga Loca
5.Michelangelo '70
6.Contrabajisimo
7.Mumuki
[LP2]
1.Soledad
2.La Camorra I
3.La Camorra II
4.La Camorra III
5.Fugata
6.Sur: Los Suenos (South: The Dreams)
7.Sur: Regreso al Amor (South: A Return to Love)
[LP3]
1.Prologue (Tango Apasionado)
2.Milonga for Three
3.Street Tango
4.Milonga Picaresque
5.Knife Fight
6.Leonora's Song
7.Prelude to the Cyclical Night, Pt. 1
8.Butcher's Death
9.Leijia's Game
10.Milonga for Three (Reprise)
11.Bailongo
12.Leonora's Love Theme
13.Finale (Tango Apasionado)
14.Prelude to the Cyclical Night, Pt. 2