Bertrand Chamayouベルトラン・シャマユ
Discography
Saint-Saens: Piano Concertos Nos.2 & 5, pieces for solo piano / サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番、第5番「エジプト風」他(UHQCD)
Saint-Saens: Piano Concertos Nos.2 & 5, pieces for solo piano / サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番、第5番「エジプト風」他(UHQCD)
2018.09.05 発売¥3,080(税込)/WPCS-13791
フランス、ロマン派の作曲家サン=サーンスは素晴らしいピアニストとしても知られていました。そのためか、彼のピアノ曲には高い技巧が要求されています。5曲あるピアノ協奏曲も即興性と流麗なパッセージがあふれており、中でもリストが高く評価した華麗な第2番と、エキゾチックな第5番は広い人気を獲得し、現代でも広く演奏されています。
「私はいつもサン=サーンスに魅了されます」と語るベルトラン・シャマユ。彼はサン=サーンスの作品には官能的な幻想があり、まるで航海に出ているように感じるといい、第2番ではバッハを思わせる冒頭のパッセージを大切にし、第5番では「エジプト風」の愛称そのままの明朗さを表出しています。もちろん第5番の第2楽章で響く「不思議な響き」も強調されており、サン=サーンスの前衛性もたっぷり味わうことができます。エマニュエル・クリヴィヌ&フランス国立管弦楽団という絶好の共演者を得て、その仕上がりはフランス音楽のファンならずとも目が離せない新録音です。
さらに難曲中の難曲として知られる「ワルツの形式で」練習曲や、カナリー諸島で作曲者がインスパイアされたという「ラス・パルマスの鐘」練習曲を含む技巧的なソロ小品は、シャマユによって存分に練られた順番に置かれており、時にはモーツァルト風、時にはショパン風の多彩な音楽を奏でつつ、シャマユは自身の素晴らしい技巧を披露することを忘れていません。
「私はいつもサン=サーンスに魅了されます」と語るベルトラン・シャマユ。彼はサン=サーンスの作品には官能的な幻想があり、まるで航海に出ているように感じるといい、第2番ではバッハを思わせる冒頭のパッセージを大切にし、第5番では「エジプト風」の愛称そのままの明朗さを表出しています。もちろん第5番の第2楽章で響く「不思議な響き」も強調されており、サン=サーンスの前衛性もたっぷり味わうことができます。エマニュエル・クリヴィヌ&フランス国立管弦楽団という絶好の共演者を得て、その仕上がりはフランス音楽のファンならずとも目が離せない新録音です。
さらに難曲中の難曲として知られる「ワルツの形式で」練習曲や、カナリー諸島で作曲者がインスパイアされたという「ラス・パルマスの鐘」練習曲を含む技巧的なソロ小品は、シャマユによって存分に練られた順番に置かれており、時にはモーツァルト風、時にはショパン風の多彩な音楽を奏でつつ、シャマユは自身の素晴らしい技巧を披露することを忘れていません。
【演奏】
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)、
エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) フランス国立管弦楽団(1-6)、
Recording dates and venue: 4~7 December 2017 + 19~20 April 2018, Auditorium, Radio France, Paris, France
M-1 ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22 第1楽章:アンダンテ・ソステヌート
M-2 ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22 第2楽章:アレグロ・スケルツァンド
M-3 ピアノ協奏曲第2番ト短調作品22 第3楽章:プレスト
M-4 ピアノ協奏曲第5番ヘ長調作品103「エジプト風」 第1楽章:アレグロ・アニマート
M-5 ピアノ協奏曲第5番ヘ長調作品103「エジプト風」 第2楽章:アンダンテ
M-6 ピアノ協奏曲第5番ヘ長調作品103「エジプト風」 第3楽章:モルト・アレグロ
M-7 6つの練習曲作品111 第4曲:ラス・パルマスの鐘
M-8 6つの練習曲作品52 第6曲:ワルツの形式で
M-9 マズルカ第3番ロ短調作品66
M-10 6つの練習曲作品111 第1曲:長三度と短三度
M-11 アレグロ・アパッショナート作品70
M-12 6つの練習曲作品52 第2曲:各指の独立のために
M-13 のんきなワルツ変ニ長調作品110