Brinsley Schwarzブリンズリー・シュウォーツ
Profile
60年代に活躍したポップ・グループ、キッピントン・ロッジを母体に、ブリンズリー・シュウォーツ(ギター)、ニック・ロウ(ヴォーカル、ベース)、ボブ・アンドリュース(キーボード)、ビリー・ランキン(ドラムズ)の4人で1969年に結成。業界関係者を米フィルモア・イーストに招待したヴァン・モリスンの前座公演で醜態を晒し、いきなりメディアからのバッシングに遭うも、同委にそれが彼らの名を世に知らしめることになった。
ファースト・アルバム『ブリンズレー・シュウォーツ』の発表後、イアン・ゴム(ギター)が加入。グループのサウンドは、デビュー当初の朴訥な米国ロック志向から、よりコクのあるものに深化を遂げるも、1975年に解散した。なお、ソロ・アーティストに転向ののちニック・ロウがヒットさせた「恋するふたり(Cruel To Be Kind)」やエルヴィス・コステロが取り上げた「ピース・ラヴ・アンド・アンダースタンディング」のオリジネイターがこのバンドであることもよく知られるところである。