Bruno de Saブルーノ・デ・サ

Discography

Mille Affetti / 幾多の困難の中で ~モーツァルトと同時代のカストラートのためのアリア集(日本語解説書付)【輸入盤】

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Mille Affetti / 幾多の困難の中で ~モーツァルトと同時代のカストラートのためのアリア集(日本語解説書付)【輸入盤】

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2024.10.25 発売5419.799542

「驚くほど純度の高いソプラノの高音域の持ち主」「ソプラノを歌うために生まれてきた男」と話題沸騰のソプラニスタ《ブルーノ・デ・サ》の2ndアルバムは、モーツァルトと同時代の作曲家によるカストラートのための作品。この衝撃的な歌唱を聴いて下さい!
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き
日本語解説書には、リチャード・ブラッドピー氏による作品解説の日本語訳。オペラ研究家の岸純信氏による書下ろし解説を掲載。日本語歌詞訳は付属しません。


【収録予定曲】
ルイジ・ケルビーニ (1760-1842)
歌劇《エトルリアの王メゼンツィオ》(フィレンツェ 1782)
1 ) 今は探さないでくれ・・・大いなる復讐がまた (ラウゾ:第1幕 第4場)*

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791)
歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87 (ミラノ 1770)
2 ) あなたの下から遠く離れて、愛する人よ(シファーレ:第2幕 第7場)

モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ(エクスルターテ・ユビラーテ)》
(第2稿ザルツブルク版)
 3) I. 歌え、喜べ
 4 ) II. 幸先よく陽は輝き
 5 ) III. 純潔の王冠であるあなた
 6 ) IV. アレルヤ

フランツ・イグナーツ・ベック (1734-1809)
7 ) 歌劇《無人島》(1779):序曲 

ルイージ・カルーゾ (1754-1823)
歌劇《音楽狂》(ローマ 1781)
8 )  幾多の困難の中で (リンドーロ:第1幕 第3場)*

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
《聖墓の音楽》 (ザルツブルク 1767)
9 ) この腕を眺めて、私に問いかけてください (天使)

フランツ・ザイデルマン (1748-1806)
歌劇《イタリアのトルコ人》 (ドレスデン 1788)
10 )  その眼差しを向けて下さい (セリム:第1幕 第7場) *

ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト (1752-1814)
歌劇《アンドロメダ》 (ベルリン 1788)
11 ) あなた、聖なる樹よ
12 ) 神よ救いを与えたまえ 貴方の息子に (ペルセオ:第18場)*

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
13 ) フーガ ト短調 K.154 (ジーモン・ゼヒター補作完成版)

ニコロ・アントニオ・ジンガレッリ (1752-1837)
《サルヴェ・レジーナ》*
 14 ) 元后あわれみの母 (ソステヌート)
 15 ) 旅路からあなたに叫ぶ (アレグロ)
 16 ) あなたへの吐息を (ソステヌート)
17 ) 我々をとりなす方よ (アレグロ)
 18 ) おお優しくも,おお恵み深い方よ (ラルゲット)
        
ヨゼフ・ミスリヴェチェク (1737-1781)
19 ) オラトリオ《トビアス》(パドヴァ 1769):序奏(アレグロ)

ドメニコ・チマローザ (1749-1801)
《レクイエム ト短調》(1787)
20 ) 我らの望みは

フェリーチェ・アレッサンドリ(1747-1798)
歌劇《インドのアレッサンドロ》
21 ) 愛らしい二つの瞳にその力があるのなら(ポーロ:第1幕 第9場) *

[演奏]
ブルーノ・デ・サ(ソプラニスタ)
ファビオ・フォルジャリーニ(ホルン:2)
マルチン・シェレスト(オルガン:13)
NFM合唱団
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ
ヤロスワフ・ティエル(指揮)

[録音]
2023年8月25-28日、ポーランド、ヴロツワフ、
National Forum of Music (Narodowe Forum Muzyki)

*曲は、世界初録音

 ブルーノ・デ・サの2枚目のアルバム「Mille Affetti」(幾多の困難の中で)は、ヤロスワフ・ティエル指揮ヴロツワフ・バロック・オーケストラとの共演で、モーツァルト以外はほとんど知られない同時代の作品ばかりで、6曲は世界初録音となるものです。ブルーノ・デ・サの歌唱は、単なる高音域の発声だけでなく、磨き上げられたテクニックと表現力、楽譜の裏まで読む深い洞察力など、隅々まで神経の張り巡らされたもの。その声質も透明に澄んだもので、ナタリー・デセイの歌声のようなクリアさには衝撃を受けるはずです! 

《ブルーノ・デ・サ》
 ソプラニスタ(男性ソプラノ)であるブルーノ・デ・サは、女性ソプラノや、カウンターテナー(一般的にはメゾ・ソプラノに相当する音域を持つとされる)とは異なり、独特の色彩や質感を帯びた声を持っています。彼の哲学は、「自分の声で歌うことのできる役柄を歌う」こと。ブラジル及びヨーロッパの舞台で演じてきた、そうした役柄には、ヘンデル(《ジューリオ・チェーザレ》のセスト)、モーツァルト(《皇帝ティートの慈悲》のセスト、《魔笛》の侍女1、《フィガロの結婚》のバルバリーナ)、ワーグナー(《タンホイザー》の羊飼い)、そしてアメリカの現代作曲家、ジェレク・ビショフ(2019年にバーゼルで初演された《Andersens Erzählungen(アンデルセン物語)》の人魚姫)などがあります。
 ブルーノ・デ・サはごく幼い頃から歌い始め、学生時代にサンパウロで、クルト・ヴァイルの《Der Jasager (イエスマン)》でプロ・デビュー。さらにブラジルで、バッハからロッシーニ、スコット・ジョプリンまでの幅広い作曲家の作品に出演した後、2016年にドイツ・デビュー。そのレパートリーは、プッチーニ、ブリテン、バーンスタイン、ジョン・アダムズ、19世紀のイタリア作曲家、ジュゼッペ・バルドゥッチにまで及び、2019年にはポツダムとバイロイトにて、ジョヴァンニ・ボノンチーニの1702年の作品《ポリフェーモ》にも出演しています。
 2019/20シーズン初頭に、ブルーノ・デ・サはバーゼル劇場の若手アーティスト・プログラムのメンバーに選出され、2020/21シーズンには、バイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァルにて、ポルポラの《Carlo il calvo (禿頭王カルロ)》のベラルド役(フランコ・ファジョーリとユリア・レージネヴァとの共演。マックス・エマヌエル・ツェンチッチ演出・ジョルジュ・ペトルー指揮)を務めた後、フィリップ・ジャルスキーの指揮で2021年にモンペリエとザルツブルク(聖霊降臨際音楽祭)で上演されたスカルラッティの《カイン、あるいは最初の殺人》に出演。
 また、彼にはマリア・カラス・コンクール(サンパウロ)、マンハッタン国際音楽コンクール、コンコルソ・スピロス・アルギリス(イタリア、サルザーナ)など、多くのコンクールでの受賞歴をもち、2020年には、OPER!アワードの最優秀新人賞を受賞しています。
 
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