Carlos Cipaカルロス・チパ
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Hibernate / ハイバネイト
冬眠に入るような気持ちになるのは、夜が長くなり、寒さが増してくるこの時期、多くの人が感じることでしょう。揺らめく炎と柔らかな毛布に包まれ、屋内の居心地の良い暖かさを求める季節です。ピアニスト兼作曲家カルロス・チパの新曲「Hibernate」は、そんな季節の移ろいにぴったりの伴奏曲です。 「Hibernate」は、2023/24年の冬にミュンヘンの旧ガスタイクにある新しいスタジオで録音されました。この新曲はキャッチーでありながら親密さを感じさせるピアノ曲で、カルロス・チパの才能が最大限に発揮されています。彼は、前作のアルバム『Ourselves, as we are』のツアー中、映画や舞台作品の音楽制作に取り組みつつ、新作アルバム『The Book of Sounds』の録音準備を進める間に、この曲のインスピレーションを得て作曲・録音を行いました。 「Hibernate」は軽やかで自由に漂うようなピアノ曲で、安定したパターンの上に構築され、コーラスやヴァースのような要素がリスナーを曲の流れへと導きます。コーダでは物語の結末を迎えたような感覚がありますが、最初の鐘のような和音に戻ることで、スタート地点に戻ったような印象を受けます。しかし同時に、次に進むべき新たな方向性を見つけたような感覚も残ります。
2024.12.06 配信/5054197902468
Ourselves, As We Are【輸入盤】
2023.02.24 発売/5419.727437
Retronyms (Vinyl) / レトロニムス(アナログLP盤)【輸入盤】
2019.08.23 発売/9029.547921
Retronyms / レトロニムス【輸入盤】
2019.08.23 発売/9029.547054
Carlos Cipa/カルロス・チパOurselves, As We Are【輸入盤】
2023.02.24 発売/5419.727437
サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家、カルロス・チパが、1つの部屋で1台のピアノとともに自らの向き合い作り上げた、新たなる音世界。リリカルでメロウなピアノ・ソロがもたらす静かな没入感――約3年振り、通算4作目となるスタジオ・アルバム『OURSELVES, AS WE ARE』完成。
Carlos Cipa/カルロス・チパRetronyms (Vinyl) / レトロニムス(アナログLP盤)【輸入盤】
2019.08.23 発売/9029.547921
サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツの新生ピアニスト、カルロス・チパ。ドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家。ドビュッシー、サティなどフランス近代作曲家の影響を強く受けたという彼のセンスを前面に押し出した、リリカルでメロウなピアノ・ソロ作品。そこにドローン・サウンド、アコースティック楽器とアナログ・エレクトロニック・サウンドの融合も取り入れた、計算されつつも、曇りガラスの向こうで聴いているような、不思議なデジアナ・サウンド。 彼にとっての3枚目のアルバム「Retronyms」では、実験的な要素とポップミュージックへの興味を持ちつつ、クラシック・ピアニストと作曲家としての彼の背景が描かれています。長年にわたる多数のライヴ・パフォーマンス、多数のコラボレーション、そしてとりわけ映画や演劇のための作品を書いてきた彼は、ミュンヘンのスタジオに様々なミュージシャンを招待し、8曲をレコーディングしました。 「R即興は高い芸術性と密接に関係していますが、チェレスタのようなアコースティックな楽器は、エレクトロニクスやアナログシンセサイザーとの出会いによって、独自な音が生み出されます。最初の曲「ファンファーレ」の前衛的な美しさと即興からはじまり、これまでの彼のソロ・ピアノ作品が暗示していたオーケストラの資質が際立たされ、徐々にその新アプローチが拡大されていきます。様々な音型が絶妙に繰り返し入り込み、様々楽器間での対話は、高コントラストの変化の相互作用を生み出します。このアルバムの複雑なアレンジメントのあらゆる細部で一定の緊張を保ちつつ、始終入り続けるホワイトノイズとアンビエントサウンドは、聴衆の心を演奏している目の前に引き込んでいきます。この140gアナログLP盤は、初回生産限定盤となります。
Carlos Cipa/カルロス・チパRetronyms / レトロニムス【輸入盤】
2019.08.23 発売/9029.547054
サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツの新生ピアニスト、カルロス・チパ。ドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家。ドビュッシー、サティなどフランス近代作曲家の影響を強く受けたという彼のセンスを前面に押し出した、リリカルでメロウなピアノ・ソロ作品。そこにドローン・サウンド、アコースティック楽器とアナログ・エレクトロニック・サウンドの融合も取り入れた、計算されつつも、曇りガラスの向こうで聴いているような、不思議なデジアナ・サウンド。 彼にとっての3枚目のアルバム「Retronyms」では、実験的な要素とポップミュージックへの興味を持ちつつ、クラシック・ピアニストと作曲家としての彼の背景が描かれています。長年にわたる多数のライヴ・パフォーマンス、多数のコラボレーション、そしてとりわけ映画や演劇のための作品を書いてきた彼は、ミュンヘンのスタジオに様々なミュージシャンを招待し、8曲をレコーディングしました。 「R即興は高い芸術性と密接に関係していますが、チェレスタのようなアコースティックな楽器は、エレクトロニクスやアナログシンセサイザーとの出会いによって、独自な音が生み出されます。最初の曲「ファンファーレ」の前衛的な美しさと即興からはじまり、これまでの彼のソロ・ピアノ作品が暗示していたオーケストラの資質が際立たされ、徐々にその新アプローチが拡大されていきます。様々な音型が絶妙に繰り返し入り込み、様々楽器間での対話は、高コントラストの変化の相互作用を生み出します。このアルバムの複雑なアレンジメントのあらゆる細部で一定の緊張を保ちつつ、始終入り続けるホワイトノイズとアンビエントサウンドは、聴衆の心を演奏している目の前に引き込んでいきます。