ロサンゼルスで生まれ育ったAtlantic Records / Gold Tooth のシャーロット・ローレンス（Charlotte Lawrence）はダークなエッジが効いたポップミュージックのアーティストである。魅惑なメロディーと意味深い歌詞で脚光を浴びると、「Just The Same」と「Sleep Talking」はそれぞれ数百万回ストリーミング再生され、「Vマガジン」や「i-D」といった雑誌で表紙を飾る。
 
ボン・イヴェール、マジー・スターとスティーヴィー・ニックスが憧れである彼女は、他にもザ・ビートルズBeatles, ザ・キラーズ、そしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズを聴いて育った彼女は、10代に起こった経験を元に歌詞を書く。
 
「悲しい感情の方が書きやすい。アップビートな曲にダークなリリックは悪くないと思う。一つの感情に入り込むと物語がかけるでしょ？何を経験してようと音楽にリスクを負うことが大事。安全な道は歩きたくない」
そう話す彼女は2019年に「Why Do You Love Me」を発表。ロックとトレンドのポップスが融合したサウンドは幅広く受け入れられ大ヒットを記録した。
 
ツアーでもニューヨークとロサンゼルスはソールドアウト。ヨーロッパではアムステルダム（オランダ）、ケルン（ドイツ）、マンチェスター（イングランド）が完売になるなど、人気は一気に加速していった。
2020年には映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のサウンドトラックに参加。切なく儚げに歌いあげた「Joke's On You」は華やかさとダークな面を持つ映画の世界観とぴったりとマッチし話題を呼んだ。