"The Princess Of Bad Boy"という称号が示すとおり、P.ディディ率いるバッドボーイ・レコーズを代表する女性シンガーとして、かねてから注目されていたシェリー・デニスのデビュー・アルバム『イン・アンド・アウト・オブ・ラヴ』がいよいよ3/5に日本発売となりました。
“オトナめ系歌姫”と形容される彼女、レーベルと契約したのが９９年なので、このデビュー・アルバム発売まで実に９年（！）もの年月を要したという苦労人でもあります。デビューまでの長い道のり、彼女にとってはどんな時間だったのでしょうか？
シェリー曰く「デビューまでの間に一番自分が辛いと感じたのは、人々が私の音楽を聴くチャンスがなかったってことね。せっかく曲があるのに世界中の誰にも聴かせられなくって、とてもストレスになったわ。でも今になって考えると、もし契約してすぐにデビュー・アルバムが出たとしたら、おそらく、私はこの音楽業界に生きていくという意味で、まったく準備が出来てなかったと思うの。ペースの速さとか、お金とか、そういうことでどんな人も地に足をつけたままでいるのが難しくなると思うんだけど、私の場合は逆にその間に大人になったおかげで、自分のフォーカスがはっきり分かるようになったし、いろいろなことが見えるようになったわ。だからこれも神が私に与えた試練だと思ったの。」
ウン、やっぱりシェリーはオトナだ！