Chris Reaクリス・レア

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クリス・レアのクリスマスの名曲「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」の新たなリリック・ビデオが公開! この曲はヴァン・モリソンに歌ってほしかった、と語るクリス・レアの最新インタビュー映像も公開。

2019.11.15



クリス・レアのクリスマスの名曲「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」の新たなリリック・ビデオが公開となりました。この曲は今この季節にはかかせなくなりましたが、実はシングルとしてリリースされ、大々的にプロモーションされた曲ではありません。元々は86年のシングル「ハロー・フレンド」のBサイド曲としてひそかに市場に出されたものでした。

クリスはインタビューでこのように語っています。「俺は車で飲みに出かけるのを禁じられていたから、妻がモーリス1000を運転して俺をロンドンまで送って、迎えに来て、ミドルズブラまで連れて帰ってくれていた。ある日、かなりの雪道が続いて、ノッティンガムの近くで完全に動けなくなって、除雪車が来るのを待つしかなくなったことがあった。その間に俺は気分を上げる歌詞を書き留めていって、その歌詞はしばらく仕舞われたままだった」
「キーボードメーカーのローランドの人が、新しいデジタル・ピアノを2台持ってきてくれていて、マックス・ミドルトンと俺は、その良さを判断するにはカウント・ベイシーみたいなのを弾いてみるのが一番いいと思った。それで俺がマックスに、『(ホルスト・ヤンコフスキーの)“森を歩こう”を覚えてるか?』って言って、リフをちょっと口ずさんでみて、その流れで二人で弾き始めた。そこに俺があの雪の日のドライブで書いた歌詞を加えていって、それでできあがったのが“ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス”だったんだ。俺達は曲を作ろうとしていたわけじゃなくて、ただローランドを試し弾きしていただけだったから、そのテープはお蔵入りになった。でも実は、ヴァン・モリソンに送ろうかと思うところもあって、だから彼のために正しいキーでレコーディングしていたんだ。それを後にレコード会社の誰かが引っ張り出して、シングルのB面にくっつけたというわけだ。俺はまったく関わってないんだよ。それからDJに取り上げられるようになって――プロモーションに1円もかけたわけじゃなかったし、当時の俺達がやっていた音楽とは違うものだったから、理由はわからないけどね――そうやってヒット曲になったんだよ。あの曲にはどこか伝わりやすいところがあったんだと思う――心が和ませるような何かがね」
「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」の初期ヴァージョンを含む、アルバム『オン・ザ・ビーチ(デラックス・エディション)』はリリースになったばかりです。


「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」のリリック・ビデオはこちら


「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」についてのクリス・レア インタビューはこちら

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