ベルリン・フィルのオーボエ奏者「クリストフ・ハルトマン」は、アウクスブルクのレオポルド・モーツァルト音楽院にてゲオルク・フィッシャー氏に、ミュンヘン音楽大学にてギュンター・パッシン氏に師事、修士号取得。在学中よりシュトゥットガルト・フィルで活躍した後、1992年にベルリン・フィル入団。1999年、ランツベルク夏の音楽祭を機にアンサンブル・ベルリンを結成ベルリン・フィルハーモニー・アカデミーにて後進指導にもあたっています。ナポリにゆかりのある、そしてナポリの美しさに魅せられた作曲家たちの作品をハルトマンが選定し、アウクスブルク・フィルのオーボエ奏者で音楽研究家でもあるヴォルフガング・レンツが、オーボエとオーケストラ用に編曲して録音したもの（ベッリーニ作品はオリジナル）。ハルトマンの豊かで暖かな音楽で、ナポリの雰囲気が伝わる演奏です。

ベルリン・フィルのオーボエ奏者クリストフ・ハルトマンによる、完璧な演奏。 パスクッリは「オーボエのパガニーニ」とも称される名手であり、当時流行していたオペラからの美しい旋律を用い、オーボエのための作品を数多く書いた人です。もちろん演奏は難しく、彼の曲を完璧に吹ける奏者を探すのは困難とも言われています。しかしベルリン・フィルのオーボエ奏者クリストフ・ハルトマンは、その困難さを微塵も感じさせない完璧な演奏を披露。聴き手は超絶技巧を凝らした美しい旋律を存分に堪能できます。