CNBLUE
News
イ・ジョンヒョン(from CNBLUE)2nd SOLO ALBUM「METROPOLIS」オフィシャルインタビュー到着!
2018.1.15
アルバム『METROPOLIS』のテーマは、“スタイリッシュ”サウンドもテーマも、都会的で洗練されたものを目指しました。
――2ndソロアルバム『METROPOLIS』全体のテーマは何でしょう。1stソロアルバム『SPARKLING NIGHT』ではスウィングという意外なジャンルがリード曲になりましたが、リード曲「Starry Places」は、テーマも含めて近年日本の音楽シーンで再燃しているシティ・ポップのような印象を受けましたが、そのような影響があったりするのでしょうか。
「アルバム『METROPOLIS』のテーマは、“スタイリッシュ”。“METROPOLIS=都会”というタイトルもそうなんだけど、サウンドもテーマも、都会的で洗練されたものを目指しました。僕的には「Starry Places」は日本のシーンの影響ってわけじゃなくて、“ハウス”なんです。韓国ではちょと前までトロピカル・ハウスが流行ってたんだけど、今年はディープ・ハウスが流行るんじゃないかってミュージシャンの友だちと話してて。僕の中で今、ディープ・ハウスがブームなんです(笑)」
――アルバム『METROPOLIS』のジャケ写にも、リード曲「Starry Places」のMusic Videoにも都会の夜景が取り入れられています。「Starry Places」って“星をちりばめた場所”って意味ですけれど、大自然の星空じゃなくて、大都会の夜景ってことなんですね。
「そうですね。都会の夜景と星空って似てるじゃないですか。この曲はタイトルにもなっている“Starry Places”って言葉がまず浮かんで、そこからイメージを膨らませていきました。楽しい曲を作りたいなと思ってギターを弾いていたら、メロディーができて。実は最初、英語詞で作ってたんだけど、リード曲にするならわかりやすい方がいいと思って、日本語の歌詞に書き直したんです。「Starry Places」は曲を作るときより、アレンジを考える方が大変でした」
――「Starry Places」のMVでは、モデルの石田ニコルさんと都会のデートを楽しんでいますが、撮影はいかがでしたか?
「東京のいろいろな場所……、いわゆるデートスポットでロケをしました。石田さんとは同じ年だったので、お互い気を遣わずに演技できたんじゃないかな? でも、撮影スケジュールがタイトで、話をする時間なんてなかったですよ。ドラマぽい感じでデートしてるんだけど、みなさんもこのMVを見て、僕とデートしてる気分を味わってください(笑)。ドライブしたり夜景を見たり、僕が夜景の見えるところギターを弾いていたり、カッコいい感じに仕上がっています」
――「ひかりのまちで(Acoustic Version)」は、ジョンヒョンさんが出演されている日本映画『生きる街』の挿入歌ですが、この曲で伝えたかったこととは?
「“おかえり”って部分ですね。映画『生きる街』で描けれている日常の暖かさを曲にしたいと思ったんです。歌詞を書くのは難しかったけど、曲は、10分もかからずに書けちゃいました。「Starry Places」も早かったけど、良い曲はできるのが早いんですよね(笑)。タイプはぜんぜん違うけど、「Starry Places」と「ひかりのまちで」が『METROPOLIS』の中で特に気に入っている曲です」
――アルバム全体を聴くと、「この曲、CNBLUEでやってもいいんじゃない?」って思う曲もあるのですが、ソロでやる曲とCNBLUEでやる曲って作るときに分けてますか?
「特に分けてないんです。だからそういう風に聞こえるのは、正解(笑)。基本的に曲は1年中作ってるし、できた曲が良くても、その時の空気感に合ってなかったらアルバムには入れない。単純にいうと、ひとりでやっても楽しそうな曲がこのアルバムに入っていて、バンドでやった方がよさそうなものは、CNBLUEの曲になる感じ。実はアルバムの制作に入る前にすごくいい曲ができたんだけど、それはCNBLUEでやった方がよさそうだったから入れませんでした。次のCNBLUEのアルバムに入るんじゃないかな? 今回はあまり深く考えずに、やりたいことをやってます。自分がやりたくないことをやったら楽しくないじゃないですか(笑)」
――2枚目のソロアルバムを作ったというのは、前作『SPARKLING NIGHT』に手応えがあったし、楽しかったってことですよね。
「そうですね。最初はプレッシャーだったし、ソロアルバムを出すってことにそれほどノリ気じゃなかったんですよ。ひとりでやるのって好きじゃないし、基本的にギターを弾いてる人なんで、そっちの方が楽しい(笑)。でも、やってみたら楽しかったんですよね。特に、ソロライブはやってよかったと思っています。やっぱり、アルバムを作るって行為よりもライブが楽しいんですよ。ライブをやるためにソロアルバムを作っているのかも(笑)。でもソロは、1年半に1枚くらいでいいかな(笑)。今のペースがちょうどいいと思います」
――2月には横浜と大阪でソロライブがありますが、今回もギターは弾かないつもり?
「今回はまだわからないけど、ソロのときは、ギターがあるよりない方がやりやすいというか、歌うときは歌だけに集中した方がいいんです。でも、『SPARKLING NIGHT』で一度ソロライブをやったから、今回はもっともうちょっとリラックスしてできそうな気がしているからな……。どっちにしても、今はライブをするのが楽しみ! 前回は踊ったから、今回は何をしよう? 「Starry Places」がディープハウスだから、クラブみたいにするのもいいかも(笑)。みなさんが驚いてくれるものにしようと思って、いろいろなことを考えています」
――いよいよ(韓国年齢で)20代最後の年となりました。今年の抱負を教えてください。
「僕だけじゃなくて、みんなに笑顔が増える年であってほしいと思います。今の時代って、笑顔の人が減ってるって思いませんか? 僕はみんなの笑顔が見たいし、みんなの幸せを願ってるんです。まずは、自分が笑顔にならなきゃなんだけど。こんなこと、若いころは思ってなかったのに、なんだろう。20代の最後って、そういう年なのかな?(笑)」
取材・文/坂本ゆかり
――2ndソロアルバム『METROPOLIS』全体のテーマは何でしょう。1stソロアルバム『SPARKLING NIGHT』ではスウィングという意外なジャンルがリード曲になりましたが、リード曲「Starry Places」は、テーマも含めて近年日本の音楽シーンで再燃しているシティ・ポップのような印象を受けましたが、そのような影響があったりするのでしょうか。
「アルバム『METROPOLIS』のテーマは、“スタイリッシュ”。“METROPOLIS=都会”というタイトルもそうなんだけど、サウンドもテーマも、都会的で洗練されたものを目指しました。僕的には「Starry Places」は日本のシーンの影響ってわけじゃなくて、“ハウス”なんです。韓国ではちょと前までトロピカル・ハウスが流行ってたんだけど、今年はディープ・ハウスが流行るんじゃないかってミュージシャンの友だちと話してて。僕の中で今、ディープ・ハウスがブームなんです(笑)」
――アルバム『METROPOLIS』のジャケ写にも、リード曲「Starry Places」のMusic Videoにも都会の夜景が取り入れられています。「Starry Places」って“星をちりばめた場所”って意味ですけれど、大自然の星空じゃなくて、大都会の夜景ってことなんですね。
「そうですね。都会の夜景と星空って似てるじゃないですか。この曲はタイトルにもなっている“Starry Places”って言葉がまず浮かんで、そこからイメージを膨らませていきました。楽しい曲を作りたいなと思ってギターを弾いていたら、メロディーができて。実は最初、英語詞で作ってたんだけど、リード曲にするならわかりやすい方がいいと思って、日本語の歌詞に書き直したんです。「Starry Places」は曲を作るときより、アレンジを考える方が大変でした」
――「Starry Places」のMVでは、モデルの石田ニコルさんと都会のデートを楽しんでいますが、撮影はいかがでしたか?
「東京のいろいろな場所……、いわゆるデートスポットでロケをしました。石田さんとは同じ年だったので、お互い気を遣わずに演技できたんじゃないかな? でも、撮影スケジュールがタイトで、話をする時間なんてなかったですよ。ドラマぽい感じでデートしてるんだけど、みなさんもこのMVを見て、僕とデートしてる気分を味わってください(笑)。ドライブしたり夜景を見たり、僕が夜景の見えるところギターを弾いていたり、カッコいい感じに仕上がっています」
――「ひかりのまちで(Acoustic Version)」は、ジョンヒョンさんが出演されている日本映画『生きる街』の挿入歌ですが、この曲で伝えたかったこととは?
「“おかえり”って部分ですね。映画『生きる街』で描けれている日常の暖かさを曲にしたいと思ったんです。歌詞を書くのは難しかったけど、曲は、10分もかからずに書けちゃいました。「Starry Places」も早かったけど、良い曲はできるのが早いんですよね(笑)。タイプはぜんぜん違うけど、「Starry Places」と「ひかりのまちで」が『METROPOLIS』の中で特に気に入っている曲です」
――アルバム全体を聴くと、「この曲、CNBLUEでやってもいいんじゃない?」って思う曲もあるのですが、ソロでやる曲とCNBLUEでやる曲って作るときに分けてますか?
「特に分けてないんです。だからそういう風に聞こえるのは、正解(笑)。基本的に曲は1年中作ってるし、できた曲が良くても、その時の空気感に合ってなかったらアルバムには入れない。単純にいうと、ひとりでやっても楽しそうな曲がこのアルバムに入っていて、バンドでやった方がよさそうなものは、CNBLUEの曲になる感じ。実はアルバムの制作に入る前にすごくいい曲ができたんだけど、それはCNBLUEでやった方がよさそうだったから入れませんでした。次のCNBLUEのアルバムに入るんじゃないかな? 今回はあまり深く考えずに、やりたいことをやってます。自分がやりたくないことをやったら楽しくないじゃないですか(笑)」
――2枚目のソロアルバムを作ったというのは、前作『SPARKLING NIGHT』に手応えがあったし、楽しかったってことですよね。
「そうですね。最初はプレッシャーだったし、ソロアルバムを出すってことにそれほどノリ気じゃなかったんですよ。ひとりでやるのって好きじゃないし、基本的にギターを弾いてる人なんで、そっちの方が楽しい(笑)。でも、やってみたら楽しかったんですよね。特に、ソロライブはやってよかったと思っています。やっぱり、アルバムを作るって行為よりもライブが楽しいんですよ。ライブをやるためにソロアルバムを作っているのかも(笑)。でもソロは、1年半に1枚くらいでいいかな(笑)。今のペースがちょうどいいと思います」
――2月には横浜と大阪でソロライブがありますが、今回もギターは弾かないつもり?
「今回はまだわからないけど、ソロのときは、ギターがあるよりない方がやりやすいというか、歌うときは歌だけに集中した方がいいんです。でも、『SPARKLING NIGHT』で一度ソロライブをやったから、今回はもっともうちょっとリラックスしてできそうな気がしているからな……。どっちにしても、今はライブをするのが楽しみ! 前回は踊ったから、今回は何をしよう? 「Starry Places」がディープハウスだから、クラブみたいにするのもいいかも(笑)。みなさんが驚いてくれるものにしようと思って、いろいろなことを考えています」
――いよいよ(韓国年齢で)20代最後の年となりました。今年の抱負を教えてください。
「僕だけじゃなくて、みんなに笑顔が増える年であってほしいと思います。今の時代って、笑顔の人が減ってるって思いませんか? 僕はみんなの笑顔が見たいし、みんなの幸せを願ってるんです。まずは、自分が笑顔にならなきゃなんだけど。こんなこと、若いころは思ってなかったのに、なんだろう。20代の最後って、そういう年なのかな?(笑)」
取材・文/坂本ゆかり