2017年にRoadrunnerより鮮烈なデビューを飾り、ロック誌の新人賞を総ナメしたホラーパンク・バンド、Creeper（クリーパー）。

彼らの新作となる『American Noir / アメリカン・ノワール』が7/30にロードランナー・レコーズよりリリースとなり、収録曲より「Midnight / ミッドナイト」が先行リリースされた。

突如1年間シーンから姿を消していた彼らの、奇跡のカムバック作品となるアルバム『セックス、デス＆ザ・インフィニット・ボイド』が昨年７月にリリースされたが、新作『American Noir』は前作からのストーリーを引き継ぎ、主人公である少年ロウの死後に、ヒロインのアナベルが悲しみ荒れる姿を描いたレクイエムとなっている。

バンドのフロントマンであるウィル・グールドはこうコメントしている。
「前作アルバム制作の過程で作ったもので今回のEPは構成されているんだ。主人公の少年ロウの死後のストーリーを余すことなく、悲劇的に物語っている。先行シングルの「ミッドナイト」では俺とハンナの声をいままでにない形で実験しているんだ。」

Creeper - Midnight (Official Audio)
バンドは今年8月にはReading and Leeds Festivalsへの参加が決定しており、また2018年以来となるヘッドラインツアーも10月から予定しているとのことで、今年の活躍に注目だ。

クリーパーはイギリス南部のサウスハンプトンで結成され、活動を始めるとすぐに「クリーパー・カルト」と呼ばれる熱狂的なファンたちに支持されるようになり、そのストーリー性が高いシアトリカルな世界観と、エモーショナルで壮大な冒険心のあるサウンドに虜になるリスナーが後を絶たないという。デビューアルバム『エターニティー、イン・ユア・アームズ』は全英チャート初登場TOP 20入りを記録し、ケラング！誌主催アワードで最優秀新人賞、メタル・ハマー誌主催アワードで最優秀新人バンド賞、そしてロックサウンド誌の読者投票でも最優秀新人賞を受賞している。