モーツァルトの協奏曲シリーズで最高の評価を受ける、バレンボイムの決定盤。

モーツァルトの協奏曲シリーズで最高の評価を受ける、バレンボイムの決定盤。

1960年台後半からピアニストとして、されに指揮者として世界的な活躍を続けるバレンボイム。旧EMIとテルデック・レーベルに収録した音源のハイライト、得意のモーツァルトからリストまで、ピアニストとしての音楽の魅力があふれる2CDベスト。

バレンボイムの演奏は、ひとつの管弦楽曲の中に、オペラと同等なスケールの大きいドラマ性を感じさせてくれます。バレンボイムのあらゆる音楽的要求にシカゴ響が完璧に応えた、極めて完成度の高いワーグナー。

シカゴ交響楽団は、ここでは明るい音色や軽目の音質。バレンボイムは、往年のドイツの巨匠よろしく重厚かつドラマティックに、感動のゴール目指してヤマを上り詰めていく。オケが自由に動き回らないように、俯瞰の視点から 音楽全体を厳しく監視する。両者のせめぎ合いは、追いつ追われつ、抜きつ抜かれつ。この両者のせめぎ合いが独特な面白さと感動を創り出し、最後には奥行きのある空間に雄大な演奏が展開されます。  

しなやかで新鮮な感性が踊る、若き日の巨匠が集中的に取り組んだモーツァルト録音。

悠然としたクレンペラーに若きバレンボイムの典雅さが輝く魅惑の1作。

至高の音宇宙。ピアニスト、バレンボイムのさらなる飛躍！

「ゴルトベルク」と「ディアベッリ」。 それはバッハとベートーヴェンという音楽史上比類なき二人の巨星が有した広大な音楽宇宙が、 「変奏曲」という形式を得て究極の結晶となった傑作です。

伝統的ドイツ主義を貫くベルリン・シュターツカペレとバレンボイムのベートーヴェン。

イントネーション、アタックの統一、均整の取れた全体演奏をすることで本来の美しさを覆っていたものを取り除き、重厚さだけを追求するのではなく、絶妙な軽さを持ちつつも濃厚なベートーヴェン像を描いています。