＜ダニエル・パウター　最新作＞
ニュー・アルバムのプロデュースにはリンダ・ペリーを迎えている。
リンダ・ペリーは９０年代に「ホワッツ・アップ」で全世界的に大ヒットを記録した４ノン・ブロンズのボーカリストであったが、その後セリーヌ・ディオン、アリシア・キーズ、クリスティーナ・アギレラ、ジェイムス・ブラントなど大ヒット・アーティストのプロデュースなどを手がけている。アルバムのミックスはチャド・ブレイク。彼はクラウデッド・ハウス、シェリル・クロウ他数々の有名アーティストのミックスを手がけてきた。アルバムの特徴は前作に比べて、音色が非常にオーガニックな仕上がりになっていること。またアルバムの３曲では、１６人編成のストリングスが導入され、そのサウンドは感動的。愛する日本のために書かれたという、東洋的なメロディが印象的な「あなたを想い続けて」では、初のゲスト・ヴォーカルとして、リンダ・ペリーを迎えている。また「僕のいわゆる人生」は「バッド・デイ～ついてない日の応援歌」の続編のような歌詞が印象的である。その他にも、１ｓｔシングルとなる「ネクスト・プレイン・ホーム～きみに今すぐ逢いたくて」、さらに「ベスト・オブ・ミー～素顔の僕をうけとめて」、「世界が君を味方する」など、数多くの素晴らしい楽曲が収録されている。歌詞は、「つらい現実の中でも、前向きに生きていく」という力強いメッセージにあふれている。