【収録予定曲】
ベートーヴェン：ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
《Side A》
I.Allegro, ma non troppo
《Side B》
II. Larghetto –
III. Rondo: Allegro
(Cadenzas: F. Kreisler)
　［演奏］ダヴィッド・オイストラフ（ヴァイオリン）
　　　　　フランス国立放送管弦楽団
　　　　　アンドレ・クリュイタンス（指揮）
　［録音］8 & 10.XI.1958, Salle Wagram, Paris (STEREO)

ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
《Side C》
I. Adagio sostenuto – Presto
II. Andante con variazioni
Theme: Andante
Variations 1-3
《Side D》
Variation 4
III. Finale: Presto
　［演奏］ダヴィッド・オイストラフ（ヴァイオリン）
　　　　　レフ・オボーリン（ピアノ）
　［録音］VI.1953, Paris (MONO)

ボーナストラック～アンコールズ
ドビュッシー：月の光（ローレンス編）
ファリャ：ホタ（コハンスキ編）
チャイコフスキー：ワルツ・スケルツォOp.34（ベゼキルスキー編）
　［演奏］ダヴィッド・オイストラフ（ヴァイオリン）
　　　　　ウラディーミル・ヤンポルスキー（ピアノ）
　［録音］18, 28.II.1956, No. 1 Studio, Abbey Road, London (STEREO)



ダヴィッド・オイストラフ（1908-1974）は、豊かな音色、比類のないレガート感覚、暖かく力強く深みのある音色、弓の驚くべき熟練度、そしてすぐにそれとわかる響きで知られ、間違いなく史上最高のヴァイオリニストの一人です。彼の録音は世界中で称賛されており、クラシック音楽のディスコグラフィーにおけるマイルストーンであり続けています。この2枚組レコードには、アンドレ・クリュイタンスとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の素晴らしい演奏など、純粋な詩の瞬間を含む彼の最高の録音のいくつかが収録されています。また、伝説のパートナーであるレフ・オボーリンとのクロイツェル・ソナタ、そしてウラディーミル・ヤンポルスキーとのアンコールの選曲も含まれています。プログラム全体は、オリジナルテープから2024年最新リマスターを行い、オイストラフの芸術性の輝きが現代のリスナーに呼び掛けています。