David Bowieデヴィッド・ボウイ
Discography
Toy / トイ:ボックス
Toy / トイ:ボックス
2022.01.12 発売¥5,500(税込)/WPCR-18491/3
彼が過去の自らの楽曲に現代的解釈とそれまでの経験値をもって再レコーディングを行い、
2001年に発表を予定していながら以降世に出ることなく時代の狭間に置き去りにされていた
伝説的幻のアルバム『トイ』が、20年の時を超えて遂に世界に届けられる…
当時のレコーディング音源に、オルタナティヴ・ミックスやアコースティック・ミックスなどをコンパイルした豪華3枚組CD仕様!
◆常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。12月22日にリリースされる待望のボックス・セット・シリーズ第五弾作品『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』に収録されている目玉的作品の一つであり、2001年に発売が予定されていながら、以降世に出ることはなく時代の狭間に置き去りにされてしまっていた、ファンの間で「伝説」として語り継がれている幻のスタジオ・アルバム『トイ』が、スペシャル・エディションとなって、デヴィッド・ボウイの誕生日である1月8日の前日、2022年1月7日に登場することとなった!
◆『トイ』は、2000年のグラストンベリーでの凱旋公演後にレコーディングが行われていたアルバムだ。大成功を収めたグラストンベリー公演を終えたボウイは、1964年から1971年の間に初めてレコーディングした楽曲を新しい解釈でレコーディングするために、マーク・プラティやスターリング・キャンベル、ゲイル・アン・ドーシー、アール・スリックなどツアー・メンバーと共にスタジオに入った。ボウイはいわゆる“オールド・スクール”な手法をレコーディングに取り入れ、バンド・メンバー全員でライヴ・レコーディングを行い、その中からベスト・テイクを選んで可能な限り早くアルバムを発表するという、驚くほど先見性のある計画を立てていたのだ。
◆しかし、残念ながら2001年当時は「サプライズ・リリース」という発売形態/コンセプトとそれを支えるテクノロジーがまだ確立されておらず、この『トイ』というアルバムをボウイが望んだように即座にファンに向けて発売することは不可能となってしまう。そこでボウイはさらにその先を見据え、同じセッション時に生まれたいくつかの新曲を仕上げ、新たな作品『ヒーザン』を完成させたのだ。
◆当初発売が予定されていた2001年から20年という時を経て、ボウイの共同プロデューサーであるマーク・プラティはアルバム『TOY』について語っている。
「『TOY』というアルバムは、喜びや燃え盛る炎、エネルギーを琥珀の中に捉えた瞬間のような作品です。音楽を演奏することに喜びを感じている人々のサウンドがここにあるのです。デヴィッドは数十年前の自身の作品を、今までの経験値と新鮮な視点から再検討していました。20年経った今、私も再びこの作品に立ち戻っているのですから、同じ意味を持っているんでしょう。彼はよく、“マーク、これは僕たちのアルバムだよ」って言っていました。昔の楽曲を再び掘り下げるこの旅路において、私は彼と共に深くのめり込んでいっていたのを知っていたんでしょうね。ようやくこのアルバムが、私たち全員のものだ、と言えるようになることを非常に嬉しく思っています」
◆ボウイの誕生日の前日となる2022年1月7日に発売となる『トイ:ボックス』は、この『トイ』というアルバムのスペシャル・エディションとなる作品だ。レコーディング・セッションの“瞬間を切り取る”アプローチは、成長したボウイの顔を持つ赤ちゃん、というボウイがデザインしたジャケット・アートワークにも生かされている。
◆この『トイ:ボックス』には、『トイ』アルバムに加え、オルタナティヴ・ミックスや別ヴァージョンの音源や、当時のレコーディング・セッション時に収録していたアール・スリックとマーク・プラティによるアコースティック・ギターのサウンドをもとに、ボウイも気に入っていたというヴォーカルとギターのみというシンプルなサウンドを中心に置きつつ所々にエレクトリックをまぶしながら完成させた新たなミックス音源も収録されている。また、この『トイ:ボックス』には、フランク・オッケンフェルス三世が撮影していた未発表の写真を多数掲載した16ページのブックレットが封入されている。
※輸入盤国内仕様
※完全限定生産
DISC1
M-1 I Dig Everything / アイ・ディグ・エヴリシング
M-2 You've Got A Habit of Leaving / ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング
M-3 The London Boys / ロンドン・ボーイズ
M-4 Karma Man / カーマ・マン
M-5 Conversation Piece / カンヴァセーション・ピース
M-6 Shadow Man / シャドウ・マン
M-7 Let Me Sleep Beside You / レット・ミー・スリープ・ビサイド・ユー
M-8 Hole In The Ground / ホール・イン・ザ・グラウンド
M-9 Baby Loves That Way / ベイビー・ラヴズ・ザット・ウェイ
M-10 Can't Help Thinking About Me / キャント・ヘルプ・シンキング・アバウト・ミー
M-11 Silly Boy Blue / 愚かな少年
M-12 Toy (Your Turn To Drive) / トイ(ユア・ターン・トゥ・ドライヴ)
DISC2
M-1 Liza Jane / リザ・ジェーン
M-2 You've Got A Habit of Leaving (Alternative Mix) / ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング(オルタナティヴ・ミックス)
M-3 Baby Loves That Way (Alternative Mix) / ベイビー・ラヴズ・ザット・ウェイ(オルタナティヴ・ミックス)
M-4 Can't Help Thinking About Me (Alternative Mix) / キャント・ヘルプ・シンキング・アバウト・ミー(オルタナティヴ・ミックス)
M-5 I Dig Everything (Alternative Mix) / アイ・ディグ・エヴリシング(オルタナティヴ・ミックス)
M-6 The London Boys (Alternative Mix) / ロンドン・ボーイズ(オルタナティヴ・ミックス)
M-7 Silly Boy Blue (Tibet Version) / 愚かな少年(チベット・ヴァージョン)
M-8 Let Me Sleep Beside You (Alternative Mix) / レット・ミー・スリープ・ビサイド・ユー(オルタナティヴ・ミックス)
M-9 In The Heat Of The Morning / イン・ザ・ハート・オブ・ザ・モーニング
M-10 Conversation Piece (Alternative Mix) / カンヴァセーション・ピース(オルタナティヴ・ミックス)
M-11 Hole In The Ground (Alternative Mix) / ホール・イン・ザ・グラウンド(オルタナティヴ・ミックス)
M-12 Shadow Man (Alternative Mix) / シャドウ・マン(オルタナティヴ・ミックス)
M-13 Toy (Your Turn To Drive) (Alternative Mix) / トイ(ユア・ターン・トゥ・ドライヴ)(オルタナティヴ・ミックス)
DISC3
M-1 In The Heat Of The Morning / イン・ザ・ハート・オブ・ザ・モーニング
M-2 I Dig Everything / アイ・ディグ・エヴリシング
M-3 You've Got A Habit of Leaving / ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング
M-4 The London Boys / ロンドン・ボーイズ
M-5 Karma Man / カーマ・マン
M-6 Conversation Piece / カンヴァセーション・ピース
M-7 Shadow Man / シャドウ・マン
M-8 Let Me Sleep Beside You / レット・ミー・スリープ・ビサイド・ユー
M-9 Hole In The Ground / ホール・イン・ザ・グラウンド
M-10 Baby Loves That Way / ベイビー・ラヴズ・ザット・ウェイ
M-11 Can't Help Thinking About Me / キャント・ヘルプ・シンキング・アバウト・ミー
M-12 Silly Boy Blue / 愚かな少年
M-13 Toy (Your Turn To Drive) / トイ(ユア・ターン・トゥ・ドライヴ)