本日7月26日はデヴィッド・ボウイのライヴ・アルバム『クラックド・アクター～ライヴ・ロサンゼルス'74』日本盤発売日です！日本盤のみ高音質SHM-CD仕様となります。

1974年のボウイのライヴといえば、7月のフィラデルフィア公演を収めた『デヴィッド・ボウイ・ライヴ〈2005ミックス〉』がリリースされていますが、こちらはいわゆる＜ダイアモンド・ドッグス・ツアー＞でロック・ミュージカル的な大規模なステージを展開していました。その後、翌'75年にリリースされるアルバム『ヤング・アメリカンズ』のレコーディングを経て行われた、いわゆる＜フィリー・ドッグス・ツアー＞前半戦となる、9月5日のロサンゼルス公演を収めたライヴ・アルバムがこのアルバムとなります。

＜ダイアモンド・ドッグス・ツアー＞と＜フィリー・ドッグス・ツアー＞を繋ぐ貴重な公演の録音でもあり、バンドもルーサー・ヴァンドロスがバッキング・ヴォーカル、カルロス・アロマーがギターで新たに参加していて、同じ'74年に行われたUSツアーのライヴ・アルバムでも、『デヴィッド・ボウイ・ライヴ〈2005ミックス〉』と『クラックド・アクター～ライヴ・ロサンゼルス'74』とでは、ライヴの目指す方向性の違いが感じ取れる大変興味深いものとなっています。
プロデュースはデヴィッド・ボウイ自身が手掛け、ミックスは新たにトニー・ヴィスコンティが昨年10～11月に行っています。ぜひチェックしていただければと思います。