David Bowieデヴィッド・ボウイ
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英音楽番組“TOP OF THE POPS”で「スターマン」をパフォーマンスした日から50周年を記念して、この伝説的TVパフォーマンス映像がHDとなって公開に!
2022.7.7
今から50年前の7月6日、デヴィッド・ボウイは英BBCテレビのウィークリー・ポップ番組、Top Of The Popsに出演、「スターマン」をパフォーマンスし、その後の音楽の流れそのものを永遠に変化させていった。
放送日の前日に、ホワイト・シティにあるBBCテレビジョン・センターで収録されたこのボウイのTop Of The Popsでの「スターマン」のパフォーマンスは、これまでに放送されてきた数多の音楽番組の中でも最も重要な作品の一つであることは間違いないだろう。当時このパフォーマンスを観たミュージシャンやアーティスト、作家たちはもちろんのこと、その後数十年にわたりブートレグのVHSコピーやYouTubeでの映像を見た数えきれないほどの人々に影響を与えてきたのだ。音楽史における非常に重要なTVパフォーマンスの一つであるこのTop Of The Popsの映像が、放送50周年を記念して、HDアップグレード版となって新たに公開されることとなった。
約3分間のパフォーマンスは、ボウイをスターダムへと続く階段を昇り始める瞬間をとらえたものだ。1972年7月6日(木)は、「80年代を生み出した日」として語られるようになる。それは、後に有名になる数々のミュージシャンたちがこのパフォーマンスを観て、彼らの人生を変えていったからだ。U2のボーノやザ・キュアーのロバート・スミス、ボーイ・ジョージ、アダム・アント、クラッシュのミック・ジョーンズ、スパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ、スミスのモリッシーとジョニー・マー、スージー・スー、トーヤ・ウィルコックス、デュラン・デュランのジョン・テイラーとニック・ローズ、デペッシュ・モードのデイヴ・ガーンなど、実に多くの80年代を代表するアーティストたちが、この夜のボウイのパフォーマンスを観ていたのだ。
BBC 6Musicのブロードキャスター、マーク・ライリーはこうコメントする。「ボウイのTop Of The Pops出演が、英国音楽史における極めて重要な瞬間であったことは間違いないだろう。76年に行われたマンチェスターのLesser Free Trade Hallでのセックス・ピストルズと同じように、彼のパフォーマンスはそれまで人生の生きがいを見つけ出すのに苦しんでいた何千もの子供たちの導火線に火をつけたんだ」。
ボウイは、記録的な大ヒットとなった一大回顧展「DAVID BOWIE is」でも展示されていた、色鮮やかなレインボーのジャンプスーツを身にまとい、明るい赤色に染められた髪でこのTop Of The Popsに登場した。パフォーマンスの途中では、ミック・ロンソンの肩に腕を回し、白く塗られた爪を見せ、「I had to phone someone, so I picked on you ooh ooh」と歌いながらカメラに向かって指をさし、まるで直接観客に語り掛けるかのような動きを見せている。
「スターマン」のテレビでの初披露は、実はTop Of Popsではなかった。最初のこの曲がテレビで披露されたのは、アイーシャ・ブロウがホストを務めるグラナダ・テレビの地域限定の子供向け音楽番組、Lift Off With Aysheaでのことだった。6月15日に収録が行われ、同21日に放送された番組なのだが、残念なことにこの貴重なパフォーマンスの視聴可能なコピーは現在まだ発見されていない。
「スターマン (トップ・オブ・ザ・ポップス・バージョン2022年版ミックス)」がストリーミング配信はこちら
放送日の前日に、ホワイト・シティにあるBBCテレビジョン・センターで収録されたこのボウイのTop Of The Popsでの「スターマン」のパフォーマンスは、これまでに放送されてきた数多の音楽番組の中でも最も重要な作品の一つであることは間違いないだろう。当時このパフォーマンスを観たミュージシャンやアーティスト、作家たちはもちろんのこと、その後数十年にわたりブートレグのVHSコピーやYouTubeでの映像を見た数えきれないほどの人々に影響を与えてきたのだ。音楽史における非常に重要なTVパフォーマンスの一つであるこのTop Of The Popsの映像が、放送50周年を記念して、HDアップグレード版となって新たに公開されることとなった。
約3分間のパフォーマンスは、ボウイをスターダムへと続く階段を昇り始める瞬間をとらえたものだ。1972年7月6日(木)は、「80年代を生み出した日」として語られるようになる。それは、後に有名になる数々のミュージシャンたちがこのパフォーマンスを観て、彼らの人生を変えていったからだ。U2のボーノやザ・キュアーのロバート・スミス、ボーイ・ジョージ、アダム・アント、クラッシュのミック・ジョーンズ、スパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ、スミスのモリッシーとジョニー・マー、スージー・スー、トーヤ・ウィルコックス、デュラン・デュランのジョン・テイラーとニック・ローズ、デペッシュ・モードのデイヴ・ガーンなど、実に多くの80年代を代表するアーティストたちが、この夜のボウイのパフォーマンスを観ていたのだ。
BBC 6Musicのブロードキャスター、マーク・ライリーはこうコメントする。「ボウイのTop Of The Pops出演が、英国音楽史における極めて重要な瞬間であったことは間違いないだろう。76年に行われたマンチェスターのLesser Free Trade Hallでのセックス・ピストルズと同じように、彼のパフォーマンスはそれまで人生の生きがいを見つけ出すのに苦しんでいた何千もの子供たちの導火線に火をつけたんだ」。
ボウイは、記録的な大ヒットとなった一大回顧展「DAVID BOWIE is」でも展示されていた、色鮮やかなレインボーのジャンプスーツを身にまとい、明るい赤色に染められた髪でこのTop Of The Popsに登場した。パフォーマンスの途中では、ミック・ロンソンの肩に腕を回し、白く塗られた爪を見せ、「I had to phone someone, so I picked on you ooh ooh」と歌いながらカメラに向かって指をさし、まるで直接観客に語り掛けるかのような動きを見せている。
「スターマン」のテレビでの初披露は、実はTop Of Popsではなかった。最初のこの曲がテレビで披露されたのは、アイーシャ・ブロウがホストを務めるグラナダ・テレビの地域限定の子供向け音楽番組、Lift Off With Aysheaでのことだった。6月15日に収録が行われ、同21日に放送された番組なのだが、残念なことにこの貴重なパフォーマンスの視聴可能なコピーは現在まだ発見されていない。
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