David Bowieデヴィッド・ボウイ

News

デヴィッド・ボウイが1965年にレコーディングしていた貴重な音源の数々をまとめあげた音源集『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』の日本盤が、9月18日に世界同時発売決定!

2026.7.24

デヴィッド・ボウイという物語の前日譚が、今語られる…
常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。彼がデヴィッド・ボウイとしてのキャリアを歩み始める直前となる1965年、伝説のプロデューサー、シェル・タルミ―と共にレコーディングしていた貴重な楽曲の数々が、今一つの作品となって登場する! 「デヴィッド・ボウイ」のという物語の前日譚ともいうべききわめて特別な瞬間に、今スポットライトが当てられるのだ…。


「彼は間違いなく成功すると思っていたよ。ただ一つだけ残念だったことは、彼と私は当時のシーンの6年ほど先を進んでしまっていたことさ」 ── シェル・タルミ―(2017年)

常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。彼がまだ「デイヴィ・ジョーンズ」と名乗っていた時期に、ザ・フーやザ・キンクスとタッグを組み画期的なヒット曲を生み出してきた60年代を代表する伝説的プロデューサー、シェル・タルミ―と共にレコーディングしていた貴重な音源の数々を網羅した、「デヴィッド・ボウイ」前夜となる彼の姿を捉えたコレクション、『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』が、9月18日に世界同時発売されることが決定した。現在、アルバム発売に先駆け、今作に収録されている未発表曲「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」が公開されている。






『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』の予約注文はこちらから:


未発表音源や当時の貴重なデモ音源などを含む全22曲を収録するこの『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』。デヴィッド・ボウイとしてのキャリアを歩み始める直前となる貴重な時期を見事にまとめあげた本作には、当時セッション・ギタリストとして活動し、その後ヤードバーズやレッド・ツェッペリンの伝説的ギタリストとして活躍するジミー・ペイジや、ローリング・ストーンズやザ・ビートルズ、ザ・フーやジェフ・ベックらとの共演で名高いピアニスト、ニッキー・ホプキンスも参加している。また、本作に同梱されているブックレットには、ミュージシャンであり音楽史家でもあるアレック・パラオによる詳細なライナーノーツも掲載されており、日本盤にはこの詳細なライナーノーツの完全翻訳を掲載した別冊ブックレットが同梱されている。

デヴィッド・ボウイとシェル・タルミ―が初めて出会ったのは、当時は英国の音楽シーンの中心地であり、駆け出しのソングライターたちが自分の楽曲を大手出版社に売り込んでいた場所としても知られ、現在はギター愛好家の聖地として知られる、ロンドンのデンマーク・ストリートでのことだった。シェル・タルミ―は当時ザ・フーやザ・キンクスといったアーティストのプロデュースを手掛け、既に大きな成功を収めていたのだが、新たな才能を発掘し育成するため、独立した活動を始めた頃だった。1964年12月、タルミ―はデヴィッドと彼のバンド「ザ・マニッシュ・ボーイズ」と契約を交わし、レコーディングに取り掛かったのだが、その頃ボウイの関心はすでに次へと向かっており、新たなバンド「デイヴィ・ジョーンズ&ザ・ロウワー・サード」を結成する。そのため、ボウイがタルミ―と行ったレコーディングの多くは、ザ・ロウワー・サード名義でのものか、もしくはソロ・アーティスト=デイヴィ・ジョーンズとしてのデモ音源だった。

タルミ―が好んで使用したスタジオは、ザ・フーのお気に入りでもあり(後に彼らはここで傑作『トミー』をレコーディングしている)、タルミ―自身もロンドンで最高の機材が揃っていると考えていた場所、ポートランド・プレイスにあるIBCスタジオだ。エンジニアを務めたのは、後にザ・ビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フーなど数多くの大物アーティストと仕事をすることになる、当時新進気鋭のグリン・ジョンズだった。また、タルミ―はこのバンドの実力を高く評価しており、外部から招いたミュージシャンはわずか一人だけだったのだが、その人物こそ、タルミ―が自身の担当するバンドのサウンドに力強さを加えるために起用していた早熟な天才ギタリスト、ジミー・ペイジだった。後にヤードバーズやレッド・ツェッペリンで伝説的な存在となる彼は、この時期、サウンドに鋭いエッジを効かせるために、自作のファズ・ペダルという「新しいおもちゃ」を頻繁にスタジオに持ち込んでいた。

ボウイのキャリアにおいて、この年は極めて重要な意味を持つものとなった。彼が1973年に発表した『ピンナップス』は、まさにこの時期の彼自身の人生そのものや、当時彼にインスピレーションを与えていたバンドが鳴らしていたサウンドに対するラヴレターのような作品となったのだが、同作に収録されているザ・キンクスやザ・フー、イージービーツといったアーティストたちの楽曲のカヴァーは、もともとシェル・タルミ―のプロデュースによるものだったのだ。また、今回登場するこの『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』には、「ユーヴ・ガット・ア・ハビット・オブ・リーヴィング」や「ベイビー・ラヴズ・ザット・ウェイ」といった楽曲も収録されている。これらの楽曲は元々パーロフォンからシングルとしてリリースされていたのだが、ボウイはそのキャリアの後半に、グラストンベリー・フェスティヴァル出演時のバンド・メンバーと共に再びこれらの曲をレコーディングしている。その時の音源は幻の未発表アルバムの公式リリースとして非常に大きな話題となった2021年発表のアルバム『トイ』で聴くことができる。

ここに収録されている貴重な音源がレコーディングされた後となる1965年9月の終わりには、デイヴィ・ジョーンズは新たに「デヴィッド・ボウイ」として、新たな音楽的キャリアを歩み始めていく。『ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ』に収録された22曲は、まさに「デヴィッド・ボウイ」が誕生する直前の極めて特別な時期を生々しく捉えた音源なのだ。

 
  • ALBUM
  • CD

David Bowie / デヴィッド・ボウイThe Shel Talmy Recordings / ザ・シェル・タルミー・レコーディングズ

  • ALBUM
  • CD

2026.09.18 発売 ¥3,080(税込)/WPCR-18867

もっと見る

デヴィッド・ボウイという物語の前日譚が、今語られる… 常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。彼がデヴィッド・ボウイとしてのキャリアを歩み始める直前となる1965年に、伝説のプロデューサー、シェル・タルミ―と共にレコーディングしていた、多数の未発表音源を含む貴重な楽曲の数々が、今一つの作品となって登場する!

Buy

ワーナーミュージック・ストア
Amazon
TOWER RECORDS ONLINE
HMV&BOOKS online

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS