DAWN UPSHAWドーン・アップショウ
Discography
Caroline Shaw: Narrow Sea / キャロライン・ショウ:Narrow Sea【輸入盤】
Caroline Shaw: Narrow Sea / キャロライン・ショウ:Narrow Sea【輸入盤】
2021.01.22 発売/7559.791789
2020年の第62回グラミー賞受賞作品「オレンジ」の作曲家《キャロライン・ショウ》による最新作
【収録曲】
キャロライン・ショウ:『Narrow Sea』
【演奏】
ドーン・アップショウ(ソプラノ)
ギルバート・カリッシュ(ピアノ)
ソー・パーカッション
2020年の第62回グラミー賞受賞作品「オレンジ」の作曲家《キャロライン・ショウ》による最新作
米音楽界最高の栄誉とされる「第62回グラミー賞」で「アタッカ・カルテット」のアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞。このアルバムの作曲家、キャロライン・ショウ作曲の「Narrow Sea」を、グラミー賞を4回受賞しているソプラノ歌手ドーン・アップショウ、コンテンポラリー作品も得意とするピアニストのギルバート・カリッシュ、ブルックリンの気鋭パーカション・カルテットのソー・パーカッションが演奏した、画期的なアルバムの発売です。
《キャロライン・ショウ、『Narrow Sea』を語る》
ソー・パーカッション、ドーン・アップショウ、ギルバート・カリッシュは、私がずっと前から大ファンで、数年前よりお互いに知り合うようになりました。彼らと一緒のプロジェクトを組むことは夢でした。もう一つの希望として、作曲家ジョージ・クラムが古いアメリカの賛美歌や民謡の歌詞によるアメリカン・ソングブックを作ってきたように、私は彼らのためにその続編として新しい章を作ってみたいと思ったのです。
ソプラノ、ピアノ、パーカッションという組み合わせは標準的な組み合わせとは考えず、パーカッションの世界は様々な部分で広大な要素を含んでいるので、非常にユニークで、ある種の世界を作成することができます。以前の私が書いた民謡による作品は弦楽四重奏でしたが、これはまったく別の世界です。セラミックボウル、植木鉢、ハミング、一度に5人でダルシマーのように弾くピアノ・・・など、ここでのピアノの存在は本当に興味深いものでした。ソー・パーカッションが演奏する多くのテクスチャーでの再現力は、私の考える到達点でした。もちろん、ドーン・アップショウは彼女自身の素晴らしい声であり、私は彼女の暖かさと直接性を可能にするボーカルラインを作成しようとしました。
この作品でのテキストは、すべて19世紀最初に出版された賛美歌のコレクションであるセイクリッド・ハープから見つかった曲の歌詞です。これらの歌詞のいくつかは、さまざまな曲に取り入れられたときにいくつかのバリエーションとして存在します。まったく新しいメロディーと非常に異なるアンサンブルと融合することで、歴史に小さな刻みを追加しています。私が扱った歌詞はすべて、2つの特徴を共有しています。それぞれが何らかの形で水を指し(ヨルダン川、洪水、狭い海、この世界と次の世界の間にあるもののイメージ)、それぞれが天国に達する喜びを感じています。もちろん、喜びの一部は大きな悲しみであり、私にとって、音楽はその謎と感覚を理解し始める方法です。この作品は、人の「家」への憧れについても意味します。これらの賛美歌の多くは「家に帰る」ことについて歌っています。そして川、この世界を次の世界から分ける峡海のイメージは強力なものです。これらの言葉は何百年も前のものかもしれませんが、安全な休息場所である家への本質的な憧れは、今日、世界中で非常に重要です。
《キャロライン・ショウ(1982-)》
キャロライン・ショウ Caroline Shawは、ニューヨークを拠点とするボーカリスト、ヴァイオリニスト、作曲家、そしてプロデューサーと活躍しています。彼女は2013年に作曲した「8声のためのパルティータ」でピューリッツァー賞を最年少者として受賞。また声楽グループ「Roomful of Teeth」のメンバーでもあり、2014年最優秀小規模アンサンブル部門でグラミー賞も受賞。近年ではルネ・フレミング、ドーン・アップショウ、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、イノン・バルナタン、ギルバート・カリッシュ、ドーヴァー弦楽四重奏団、フィルハーモニア・バロック管弦楽団、ロサンジェルス・フィルなどと共演。さらにカニエ・ウエストのアルバムにも参加など、ジャンル問わず積極的にコラボレーションを行っています。現在ニューヨーク大学やジュリアード音楽院などでも教鞭をとっています。
キャロライン・ショウ:『Narrow Sea』
【演奏】
ドーン・アップショウ(ソプラノ)
ギルバート・カリッシュ(ピアノ)
ソー・パーカッション
2020年の第62回グラミー賞受賞作品「オレンジ」の作曲家《キャロライン・ショウ》による最新作
米音楽界最高の栄誉とされる「第62回グラミー賞」で「アタッカ・カルテット」のアルバム「オレンジ」が最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞を受賞。このアルバムの作曲家、キャロライン・ショウ作曲の「Narrow Sea」を、グラミー賞を4回受賞しているソプラノ歌手ドーン・アップショウ、コンテンポラリー作品も得意とするピアニストのギルバート・カリッシュ、ブルックリンの気鋭パーカション・カルテットのソー・パーカッションが演奏した、画期的なアルバムの発売です。
《キャロライン・ショウ、『Narrow Sea』を語る》
ソー・パーカッション、ドーン・アップショウ、ギルバート・カリッシュは、私がずっと前から大ファンで、数年前よりお互いに知り合うようになりました。彼らと一緒のプロジェクトを組むことは夢でした。もう一つの希望として、作曲家ジョージ・クラムが古いアメリカの賛美歌や民謡の歌詞によるアメリカン・ソングブックを作ってきたように、私は彼らのためにその続編として新しい章を作ってみたいと思ったのです。
ソプラノ、ピアノ、パーカッションという組み合わせは標準的な組み合わせとは考えず、パーカッションの世界は様々な部分で広大な要素を含んでいるので、非常にユニークで、ある種の世界を作成することができます。以前の私が書いた民謡による作品は弦楽四重奏でしたが、これはまったく別の世界です。セラミックボウル、植木鉢、ハミング、一度に5人でダルシマーのように弾くピアノ・・・など、ここでのピアノの存在は本当に興味深いものでした。ソー・パーカッションが演奏する多くのテクスチャーでの再現力は、私の考える到達点でした。もちろん、ドーン・アップショウは彼女自身の素晴らしい声であり、私は彼女の暖かさと直接性を可能にするボーカルラインを作成しようとしました。
この作品でのテキストは、すべて19世紀最初に出版された賛美歌のコレクションであるセイクリッド・ハープから見つかった曲の歌詞です。これらの歌詞のいくつかは、さまざまな曲に取り入れられたときにいくつかのバリエーションとして存在します。まったく新しいメロディーと非常に異なるアンサンブルと融合することで、歴史に小さな刻みを追加しています。私が扱った歌詞はすべて、2つの特徴を共有しています。それぞれが何らかの形で水を指し(ヨルダン川、洪水、狭い海、この世界と次の世界の間にあるもののイメージ)、それぞれが天国に達する喜びを感じています。もちろん、喜びの一部は大きな悲しみであり、私にとって、音楽はその謎と感覚を理解し始める方法です。この作品は、人の「家」への憧れについても意味します。これらの賛美歌の多くは「家に帰る」ことについて歌っています。そして川、この世界を次の世界から分ける峡海のイメージは強力なものです。これらの言葉は何百年も前のものかもしれませんが、安全な休息場所である家への本質的な憧れは、今日、世界中で非常に重要です。
《キャロライン・ショウ(1982-)》
キャロライン・ショウ Caroline Shawは、ニューヨークを拠点とするボーカリスト、ヴァイオリニスト、作曲家、そしてプロデューサーと活躍しています。彼女は2013年に作曲した「8声のためのパルティータ」でピューリッツァー賞を最年少者として受賞。また声楽グループ「Roomful of Teeth」のメンバーでもあり、2014年最優秀小規模アンサンブル部門でグラミー賞も受賞。近年ではルネ・フレミング、ドーン・アップショウ、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、イノン・バルナタン、ギルバート・カリッシュ、ドーヴァー弦楽四重奏団、フィルハーモニア・バロック管弦楽団、ロサンジェルス・フィルなどと共演。さらにカニエ・ウエストのアルバムにも参加など、ジャンル問わず積極的にコラボレーションを行っています。現在ニューヨーク大学やジュリアード音楽院などでも教鞭をとっています。