ディープ・パープルの創設期のメンバーであり、クラシカルな要素を取り入れたオリジナリティ溢れるプレイと圧倒的なテクニックを誇り、バンドのリーダー的な存在であったキーボード・プレイヤー、ジョン・ロードが2012年７月16日膵臓癌のため死去いたしました。享年71歳でした。

ジョン・ロードは、1969年にロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにて、初めてクラシックとロックを組み合わせたコンサート、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとディープ・パープルの共演を手掛ける等、音楽の歴史に残るセンセーションを巻き起こし、ディープ・パープルの大ヒット曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などを共作。『イン・ロック』『マシン・ヘッド』『紫の炎』といった不動の名盤や伝説的なライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』など多数の作品でその魅力溢れるパフォーマンスを残しています。

ジョン・ロードのオフィシャル・ページはこちらです。http://jonlord.org/

故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。