Deep Purpleディープ・パープル

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ディープ・パープルのロック史に輝く金字塔的傑作ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン 【スーパー・デラックス・エディション】』の日本盤が8月27日に発売決定!

2025.6.23

1968年のデビューから現在に至るまで、その輝かしい活動を通して音楽史そのものに多大なる影響を与え続ける、英国が誇るハード・ロック界最大の巨星、ディープ・パープル。彼らは1972年、初来日公演のため日本を訪れ、8月15日に来日公演初日となる大阪フェスティバルホールのステージに立った。この日のライヴ・パフォーマンスこそが、ロック界における最高級ライヴ・アルバムの一つである『ライヴ・イン・ジャパン』が生まれる瞬間となったのだ。この歴史的名盤の名にふさわしい傑作ライヴ・アルバムが、スティーヴン・ウィルソンによる最新リミックス音源を収録した5CD+Blu-rayからなる新たなスーパー・デラックス・エディションとなって登場することが決定した。この『ライヴ・イン・ジャパン【スーパー・デラックス・エディション】』は、海外では初来日公演初日からちょうど53年後となる2025年8月15日に、そして輸入盤国内仕様の日本盤は8月27日にリリースされる予定だ。なお、現在このスーパー・デラックス・エディションの中から、スティーヴン・ウィルソンがリミックスを施した「ハイウェイ・スター」のパフォーマンス音源が公開されている。




▼『ライヴ・イン・ジャパン 【スーパー・デラックス・エディション】』の予約・大阪公演からの「ハイウェイ・スター」パフォーマンス音源再生はこちら







5枚のCDと1枚のBlu-rayからなるこの豪華5枚組スーパー・デラックス・エディション、『ライヴ・イン・ジャパン 【スーパー・デラックス・エディション】』には、今や飛ぶ鳥を落とす破竹の勢いで様々な歴史的名盤に新たな魅力を注入し続ける著名なプロデューサー、スティーヴン・ウィルソンが手がけたオリジナル・アルバムの最新リミックス音源がステレオ・ミックスとドルビーアトモス・ミックスで収録されている。また、そのほかにもリチャード・ディグビー・スミスが新たにリミックスを施した8月15日と16日の大阪公演、そして8月17日の東京公演のライヴ音源や、複数の貴重なシングル・エディット音源が収録されている。

当初はこの音源が録音された日本限定でリリースされていたのだが、その後海外のファンからの熱い要望を受けて全世界に向けてリリースされると、まさに驚異的なまでの世界的現象を巻き起こす作品となった。日本でのタイトルは『ライヴ・イン・ジャパン』だったのだが、1972年12月にまずイギリスで、そして翌年3月にアメリカで『MADE IN JAPAN』というタイトルのもとリリースされた今作は、アメリカやヨーロッパの国々でプラチナム・ディスクを獲得する大ヒットを記録したのだ。

シンガーのイアン・ギラン、ギタリストのリッチー・ブラックモア、キーボーディストのジョン・ロード、ベーシストのロジャー・グローヴァー、そしてドラマーのイアン・ペイスという、いわゆるMk IIと呼ばれる最高のラインナップで、バンドの絶頂期ともいうべき時期に日本の地を訪れた彼らは、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」や「ハイウェイ・スター」、「スペース・トラッキン」といったスタジオ・アルバムからの定番楽曲を、最高級のエネルギーと共にパフォーマンスし、日本中を熱狂の渦に巻き込んでいった。ロジャー・グローヴァーは今作に掲載されているライナーノーツで、当時をこう振り返っている。「地球の裏側まで旅をしてきて、俺たちを迎えてくれた日本のオーディエンスが俺たちの曲を一言一句ちゃんと歌ってくれていた。あの経験は本当に魔法のようで、素晴らしかったよ」。

ディープ・パープルは、彼らの数々の有名なスタジオ・アルバムを手がけてきたエンジニア、マーティン・バーチに協力を求め、大阪のフェスティバルホールと東京の武道館でのライヴ音源を8トラック・テープにレコーディングした。この『ライヴ・イン・ジャパン 【スーパー・デラックス・エディション】』で聴ける彼らのパフォーマンスは、まさに最高潮にあるディープ・パープルの姿を捉えたもので、当時の最新作だったアルバム『マシン・ヘッド』からの楽曲や、「チャイルド・イン・タイム」や「ストレンジ・ウーマン」、「スピード・キング」といったファンのお気に入り楽曲を力強く披露してくれている。また、本コレクションには「ブラック・ナイト」のドイツ版シングル・エディットや「スペース・トラッキン」のメキシコ版シングル・エディットといった貴重なエディット音源も収録されている。

このライヴ・アルバムは各メディアで批評家から高い評価を受け、ローリング・ストーン誌は「パープルの決定的なメタル・モンスターと呼ぶべき1枚。火花が飛び散るような典型的なパープル・スタイルを示した作品」と評した。この評価によって、アルバムは同誌の「読者投票:史上最高のライヴ・アルバム10枚」で6位に輝いた。オール・ミュージックもこのアルバムを称賛し、「ディープ・パープルは、意図的にサウンドを過剰に駆り立て、今日のヘビー・メタルを形作った」と述べている。さらに、アルバムは商業的な成功を収め、ビルボード200チャートで6位を記録した。

歴史的名盤と称されるこのライヴ・アルバムの新たなステレオ・リミックスやドルビーアトモス・ミックスを手がけたスティーヴン・ウィルソンは、オリジナル・テープそのものにあった生々しいエネルギーを最大限に生かしながら作業を進めていった、と語っている。「そこには、その夜に起こった全てがそのまま刻み込まれていたんだ。このアルバムには、スタジオ録音では決して捉えることのできないようなパワーと開放感に満ち溢れているんだ。この新しいミックスで、今このアルバムを聴くリスナーのみんなが、まるでライヴ会場にいるかのような興奮を感じてくれたら嬉しいね」。
 
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Deep Purple / ディープ・パープルMade in Japan (Super Deluxe Edition) / ライヴ・イン・ジャパン【スーパー・デラックス・エディション】

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2025.08.27 発売 ¥16,500(税込)/WPZR-31064/9

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