Debussy: Centenary Discoveries / ドビュッシー:新発見レア作品集【輸入盤】

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Debussy: Centenary Discoveries / ドビュッシー:新発見レア作品集【輸入盤】

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2018.04.27 発売9029.691519

《ドビュッシー没後100年、近年発見されたレア作品集》
 

クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy)は、1862年8月に生まれ、1918年3月に没したフランス近代の大作曲家。この時代、ジャポニスムは、印象派の音楽家にも大きな影響を与えました。ドビュッシーは、ジャポニスムを採り入れた最初の西洋音楽家ということができるでしょう。ドビュッシーもまた日本の美術が大好きで、交響詩『海』の表紙は、葛飾北斎の「神奈川沖波裏」の図柄で飾られたし、ピアノ曲『金色の魚』は、緋鯉が泳ぐ蒔絵の箱にイメージを得て作曲されました。ドビュッシーの音楽は、きわめて静謐な中に点描風に置かれた音が長く余韻をひびかせ、音楽の流れもゆるやかで並列的な印象を与えるものです。それはまさしく日本性と呼べるものでしょう。そういった彼の印象主義音楽は(ドビュッシーは、自分が「印象主義者」とは認めませんでしたが)、美しい旋律やきちんとした楽曲の構造を主張とするのではなく、音の色彩が瞬間的に変化することで生じる音響効果を追い求めた旋律が大きな特徴と言えるでしょう。この3枚組は、発売中の『ドビュッシー作品全集』の中から、ドビュッシーの近年発見された作品、初稿版、他の作曲家の作品をピアノ用に編曲した作品を収録したものです。
 

【収録予定曲:演奏】
《CD1:声楽作品》
1) カンタータ 『森のディアーヌ』L.48、
   [演奏]シリル・デュボワ(テノール)、ナタリー・ペレス(ソプラノ)、ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、
2) 歌劇『アッシャー家の凋落』(オリジナル版断章)L.121、
   [演奏]ナタリー・ペレス(ソプラノ)、 シリル・デュボワ(テノール)、 フィリップ:エステフ(バリトン)、ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、
3) 『そよ風への唱歌』L.32
[演奏]サビーヌ・ルヴォ・ダロン(ソプラノ& 指揮)、 アンサンブル・Les Essenti’elles、 フィリップ・カサール&ジョナサン・フルネル(ピアノ)、
4) 『シャルル・ドルレアンの3つの詩』より「憧れの人」「冬は嫌いだ」(初稿版)L.99a
   [演奏]ティボー・レナエルツ(指揮)ナミュール室内合唱団、
《CD2:ピアノ作品集》
1) 『カンマ』(ピアノ版)L.132b
   [演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、
2) 『遊戯』(ピアノ版)L.133b、
   [演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、
《CD3:ドビュッシーによる編曲集》
1) サン=サーンス(ドビュッシー編):『交響曲第2番イ短調』Op.55
[演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー&オリヴィエ・ショーズ(ピアノ)
2) サン=サーンス(ドビュッシー編):『エティエンヌ・マルセル』、
[演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー&オリヴィエ・ショーズ(ピアノ),
3) ヨアヒム・ラフ(ドビュッシー編):『ワルツ形式のユモレスク』、
   [演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、
4) シューマン(ドビュッシー編):『小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品』より「噴水のほとりで」、
   [演奏]ジャン=ピエール・アルマンゴー(ピアノ)、

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