Daniel Wohl : Etat / ダニエル・ウォール:Etat【輸入盤】

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Daniel Wohl : Etat / ダニエル・ウォール:Etat【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2019.05.31 発売7559.792591

【収録予定曲】
ダニエル・ウォール:
1) Melt
2) Ships
3) Orbit
4) Move Slow
5) Angel
6) Aftermatch
7) Primal
8) Dream Sequence
9) Subray

【演奏】
ダニエル・ウォール(ピアノ、エレクトロニクス)
yMusic(室内アンサンブル)
カルダー四重奏団(室内アンサンブル)
エリザ・バッグ(ソプラノ)
チャニー・リーネイ(ゲスト・ヴォーカル:5)

【Co-Producer】 ライアン・ロット、 mmph、
【マスタリング】ジョー・ランバート
 
NonesuchとNew Amsterdam Records 提携アルバムが次々と発表されているが、今回はフランク ザッパが最も影響を受けた作曲家であるエドガー・ヴァレーズと、ビョークやカニエ・ウェストまでも虜にする新進気鋭の作曲音楽家のアルカ(ARCA)を一直線に繋げる作曲家・演奏家、《ダニエル・ウォール》による更に発展した音楽。そのサウンドは、20世紀の現代音楽とテン年代のデジタル・ミュージックにおける血縁関係であることをはっきりさせてくれる。色鮮やかでありながら無機質的な冷たい弦楽器の音色、そしてそこからサンプリングさせ計算された発展法で構築されたエレクトリック・サウンドを融合させている。最先端の無調で、そのカオス的エクスペリメンタル・サウンドは、他には唯一無二。ダニエル・ウォールの音楽には、ポスト・クラシカル、ネオ・クラシックといった作曲家たちが好んで使用するハーモニーによるロマンティシズムやドラマティシズムは感じられない。どちらかといえばライヒらのミニマル・ミュージックの発展型で、さらに様々なサウンドで複雑した形でありながら、そこから発せられる音楽は決して難しくはなく、「大胆でシュールな聴覚体験」といったものだ。彼こそ、現代を代表する想像力豊かで巧みな《クリエイター》と呼ぶのが正しいのかもしれない。今回のアルバムでは、ダニエル・ウォールがピアノやミキサーを担当し、彼の音楽に触発されたクラシック器楽アンサンブルのメンバーらが参加。米ミネアポリスの実験的なシンセポップ・バンド POLICAのチャニー・リーネイがヴォーカルでも参加。さらにサン・ラックスのライアン・ロットと mmph がプロデュースに加わり、全ての曲でBeach Fossils, Wild Nothing, Washed Out, Warpaintなどのマスタリングを手掛けているジョー・ランバートが、マスタリングをおこなっているのも見逃せない。また、Mikiki でも、八木皓平氏が、2019注目すべき必聴作品と記述されているアルバムです。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/21001?page=2
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